恋の通算打率は四割バッターです | KAZのブログ

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闘病生活を送るミュージシャンの卵たちの支援活動を行うボランティア音楽プロデューサーKAZのリハビリ日記。

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フォロワーの方、たまたま通り掛かって足を止めてくれた皆さん、こんにちは。


今日の東京も暑いです

しかし、多少は空気が変わって来てるのかなって思います

秋まであと少し

皆さんも体調には気を付けてお過ごし下さいませね


さて

私、熱狂的な阪神タイガースのファンでしてね


先日、藤浪晋太郎が久々の勝利を挙げました


まあ内容的には悪かったけど

ブサイクな内容だろうが何だろうが良いよ


彼が勝利投手になった事に意味があります


イヤ~嬉しかった

藤浪は今年、新型コロナウイルス流行の真っ只中に複数の友人と飲み会を開き自身が感染してしまいました

自粛が叫ばれる中でのそういった行動に大バッシングを受ける事となりました

先日の勝利の際にも

あちらこちらで

「謝罪がないじゃないか!」

なんて言う批判もあった


俺は思うよ

確かに勝利インタビューの際

彼の口から謝罪の言葉はなかった


しかし

良いじゃねーかよって思った

そりゃ確かに、自粛が叫ばれる中でのああ言った行動は良くないとは思う

だけど、その時に彼なりの反省や謝罪を示したんだから
 
やっとの思いで勝ち取った久々の勝利の時に

謝罪はないのか!

なんてさ、性格悪いよねアンタ

って思うよ


人のハッピーを素直に喜んでやれないような

そう言う人って幸せじゃないんだろうな

どっかで屈折してんだろうなって思うよ



トラキチからすればさ
 
あの藤浪が阪神タイガースに入団してくれた事が何より嬉しかった

今じゃ同期のスーパースターである大谷翔平に全部持ってかれた感があるけれど

潜在能力は大谷にも引けを取らないくらい凄いピッチャーですよ

巷ではトレードに出されるのでは?

なんて噂もあるけれど

そんなのは信じたくはない

彼の完全復活を信じていますよ


ガンバレ!晋太郎!


そんなトラキチの私

少年時代には野球チームに所属しておりました

ポジションはキャッチャーであります

肥満児だったので強制的にやらされました


肥満児=キャッチャーって考えはやめて頂きたい

金沢に暮らしていた二十代の頃にも

友人を集めて野球チームを結成

チーム名は

モトヤンキース

過去に不良またはヤンキーだった連中のチームで御座います

ガラが悪い

俺は爽やかな青年だったが

他はみなガラの悪い連中ばかりだった


ある日の試合での事

相手チームは中学生でありました

何を血迷ってこんな試合を組んだのかは忘れたが

ボッコボコです

イヤ、こっちがね


7回の時点で18対3と言う

屈辱的なスコアであります

中学生相手だから親や家族がマイクロバスに乗って応援にやって来たんだけど

その応援がガラ悪い悪い

「手加減しなくてええぞ~!」

「ボッコボコにしたれ~!」

とかさ

見た目ガラの悪いこっちよりタチが悪いの


頭に来た俺たち

最終回の攻撃前に円陣を組みましてね

リーダーの俺がある作戦を思い付いた


それは

「もう勝てっこねぇからさ、最後にあの連中をボッコボコにしてやろうぜ」


作戦とは

ホームラン狙いではなく

客席狙いである

来た球を客席目掛けて打ち返す作戦に出た


不思議と

ヒットは打てなくとも

ファウルゾーン、つまり客席には打つ事が出来た

人をボッコボコにする事などお手の物であるチームは

見事に次々と来た球をファウルゾーンに打ち返した

次第にファウルゾーンでヤジを飛ばしていた保護者連中も、流石に身の危険を感じたのか


ゾロゾロとネット裏に退散


すると奇跡が起こったのである


ファウルばかりで粘る最終回のこの回だけで
 
すでに40球近く投げている相手投手がヘロヘロ状態となったのである


すると

ファウルゾーン狙いを止めた途端

バカバカとヒットを連発

終わってみれば

打者三巡の猛攻となり


18対21で大逆転勝利となったのであります


フフン

坊や

ヤンキーを舐めたら痛い目に遭うぜ


その翌日

悲惨な目に遭ったのは俺たちだった

極度の筋肉痛に見舞われ

全員が寝た切り状態に

俺は辛うじて起き上がれたものの

完全にロボットである

グィ~ンガシャンガシャン

な、ぎこちない動きに

僅か5メートル歩いただけでダウン

近くを通る中学生を横目に

試合には勝ったが歳では完敗だったと痛感した一日であった