ZERO INNOVATION -いま、ここから-

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観術の学びを通して、日々の実践行動を原点から革新させていく。

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タイトルは電車で見た広告をちょっと借りました。


組織の運営がうまくいかない根本原因は判断基準です。
これ以上、これ以外ありません。



今まで組織の末端から、組織を管理や運営する側へ移動した時、これまでの常識では思うように行かず人と人とをまとめることに苦難されていることでしょう。

それは今の時代なら誰もが同じように悩み、どうしたらいいかの答えが分からない!というのが本音だと思います。

原因は判断基準と書きましたが、そもそものこれまでの組織をまとめていた力とはどんな力だったのでしょうか?

原子一つにも重力・電磁力・強核力・弱核力の4つの力が働いているように、まとめるためには力が働いています。


大きく引いて人類の500万年の歴史でみた観点では、大きく分けて2つの力が働いていました。

・暴力
・財力

紀元前という昔、人々はとても厳しい地球環境からどうにか生き抜くために、環境に一番適した判断ができたリーダーに従い、個人で生きるのではなく、個人と個人が結束する必要性がありました。

リーダーを立てることで、獲物から食べられていたところから解放され、逆に戦いに勝って食べることが出来るようになりました。

その後、リーダーの発展した姿が王様です。

時代はより安定した生活を求め、領土拡大を目指し戦争をするようになります。

戦争の時代から個人のバラバラな判断では戦争に勝つための勢力を作るのが難しくなるので、暴力による力で個人の判断基準は置いといて王様中心の判断基準に統一しました。

そして、今の時代に多くの人をまとめている力とは財力による力です。

財力による力とはどうのようなものか。次回へ
トヨタの経営者が語った一言がニュースになりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110610-00000015-fsi-bus_all

ポロリと本音が出てしまうほど、ものづくり企業はギリギリのラインで飛行しています。
それをつくり出している原因について3つほど考えてみました。
もっとあるけど明日があるのでこれくらいで我慢します。

1.技術の革新が起きない。
ものづくり日本と呼ばれている昨今ではあるけれど
そもそもの、ものづくりの出発地は産業革命以後のヨーロッパ諸国からで、日本はその発見と技術を真似て西洋諸国が作り出した顧客をいただいている状態です。
技術と高効率性では完璧に日本が世界に勝っている状態であるものの、簡単に考えつくアイデアは出尽くしており、今までにない新しい技術の革新が必要なときに、アイデアが枯渇の状態です。
過去に経験したことを手放すことができないことで、過去の知識が完璧であるという知の完全性のワナにはまり込んでいます。
これまで培ってきた技術をより高度にしていけば、複雑性が増していくことになり、問題もより複雑になっていきます。

2.機能性ではなくデザインによる戦い
商品の誕生から果てるまでを考えた時には
まずは問題に対する明確な規定から発見があり、問題に対する発見から技術と道具の開発、商品が誕生し、商品と商品の機能競争、機能競争から価格競争・効率化・大量生産・大量消費、最後は機能性の違いが少ないデザイン戦争。似たような商品が即時開発され市場が飽和の状態になることです。
デザイン戦争まで進むと消費者自体が商品に振り回されることにより、消費することに疲れた状態で消費マインドが急激に低下していきます。
開発し商品を市場に投入すればするほど売れない状態になり、無理やり市場に対して添加剤を投入していることにもなります。ここでの添加剤とはエコポイントなどの税金を意味しています。

3.年功序列から成果主義制度への移行
日本は高度成長期時代の産業化社会がうまくいっていたころには終身雇用と年功序列という制度が当たり前でした。
しかしバブル崩壊後には西洋と同じような成果主義のを導入することにより、個々のモチベーションを上げようと努力してきました。
成果が出た分だけ賃金を支払うというこの制度ですが、問題も出てきている状態です。
1つ目は個性を重要視することで個人が活かされるように感じますが、逆にバラバラの意見が出てしまい企業としてとても重要な、一つの方向性へ向かうことが困難な状態になりました。各々が自分の意見に負けることができないため、どの意見のどの判断に任せればいいのか収拾がつかなくなります。
2つ目に成果とする判断を決める基準が完璧ではないため、仕事に対してのバランスが崩れていくことになります。評価される仕事に対して集中が起きるが、雑用ともとれるような仕事の潤滑剤としての役割をしていたものに対して、見向きもしなくなる。結果、評価される仕事に対しても影響がでる結果となります。


ここまで、ものづくり企業に対してのネガな部分を見てきましたが、この状態を作り出しているのもこの状態を乗り越えることが可能だから出会っている危機とも言えます。
どこかの真似ではない、世界に勝った日本だからこそ次に必要な革新的技術を創造していくべきだと思います。
前回に引き続き『夢の実現化』です。
もう少し内容を整理してみました。


』を語ることはとても楽しいことだと思います。
実現可能な近くの夢もあるだろうし、まだ遠くにあっていつかは叶えたいもあるでしょう。
なかなか実現できないのがだと聞くこともありますが、そのについて、実現化できない背景には邪魔をしているものがありました。何が今まで邪魔をしていたのか?という話です。

は、その機能や尺度が大きければ大きなことほど、自分が描いた通りに現実化すれば嬉しいと思います。
例えば、数十キロもの土地を所有するとか、地球を飛び出し宇宙へ出るとか
しかし、それを現実化するには簡単なことではないと思います。
どうすれば自分が思った通りに現実化することが可能になるのでしょうか?
なぜ、自分が思った通りにいかない現状が作られてしまうのでしょうか?


実現化するにはどうすれば?を考える前に、実現化に向かえない原因についてアプローチします。

今までも今も、多くの人や組織や団体が個のを実現しようと、日々の中で叶えたいに向かって一生懸命に切磋琢磨しています。

個体差の大きさの話で言えば、分の夢もあれば国家の夢もあります。
例えば、みんな判断している基準は同じではないため、自分が持っていると国が持っているがあって、それが別々に存在しているとします。そこで、自分と国家の夢が違うので仮に衝突した時にはどちらの夢が勝つのでしょうか?
個人がでっかい組織のに勝つ確率は非常に小さいくなります。
私・家庭・学校・企業・組織・地域・国家の夢は大小無限に存在し、夢と夢が衝突を繰り返しています。



今までの叶えたいとは個人が叶えたい「lile to」 「hope to 」「expect to」と好きだから・希望するから・期待するからというでした。
私の夢「like to」 「hope to 」「expect to」とあなたの夢「lile to」 「hope to 」「expect to」
が存在していて『私は宇宙が好きだから宇宙飛行士となってを実現したい。』というがあったとします。
そこには、私の宇宙飛行士というを実現しようとするならば、近くにはいないかもしれない幾多のあなたに犠牲になってもらう必要があるという状態でした。
尺度が大きいほど戦うことは避けられず、その分犠牲者も増えることになります。

ではどうすれば、戦わず犠牲者を出さずにを実現化することが可能でしょうか?

実は、実現したいと思う夢の性質を観る必要があります。


描くや目標の性質は私という個人が願い必要とするなのか、それとも今の日本・文化・世界・歴史とつながって、それらが願い必要とする私のなのか、と言っても全く性質が変わります。

私や個人が願い必要とするの方は、常に衝突が幾度となく誘発されるのに対して、日本・文化・世界・歴史が必要とする私のは、次々に集約と支援が生まれ、大きな力となります。

沢山の人が納得し、沢山の人が得をするようなとはどんなことでしょうか?
それは誰もが今まで気づくことが不可能だった、潜在的に必要と願っているであります。
潜在的に誰もが必要と願うが発見出来たとき、全く新しいマーケットが誕生することにもつながります。
そんなが発見できたら、ブルーオーシャンとなった新価値マーケットは時代の中心軸(それを中心に世界が循環する状態)になることでしょう。
それは今この瞬間から地球にいる誰もが使えて、極めてシンプルなことだと思います。
機能や尺度が大きなことほど、自分が描いた通りに現実化すれば嬉しい。
例えば、数十キロもの土地を所有するとか、地球を飛び出し宇宙へ出るとか
しかし、現実化するには簡単なことではないと思います。
どうすれば自分が思った通りに現実化することが可能なのでしょうか?
なぜ、自分が思った通りにいかない現状が作られてしまうのでしょうか?


うまくいくにはどうすれば?を考える前に、うまくいかない原因にアプローチします。

多くの人・組織が個の夢を実現しようと、日々の中で叶えたい夢に向かって一生懸命に切磋琢磨しています。

自分の夢もあれば国家の夢もあります。
私・家庭・学校・企業・組織・地域・国家の夢。
自分の夢と国の夢が衝突した時にどちらの夢が勝つのでしょうか?
実現したい夢の尺度は大小無限に存在し、夢と夢が衝突しています。
一人の個人がでっかい組織の夢に勝つ確率は非常に小さい。

今までの叶えたい夢とは個人が叶えたい「lile to」 「hope to 」「expect to」と好きだから・希望するから・期待するからという夢でした。
私の夢「lile to」 「hope to 」「expect to」とあなたの夢「lile to」 「hope to 」「expect to」
『私は宇宙が好きだから宇宙飛行士となって夢を実現したい。』
私の宇宙飛行士という夢を実現しようとするならば、近くにはいないかもしれない幾多のあなたに犠牲になってもらう必要があるという具合でした。
尺度が大きいほど戦うことは避けられず、その分犠牲者も増えることになります。

どうすれば、戦わず犠牲者を出さずに夢を実現することが可能でしょうか?

実現したいと思う夢の性質を観る必要があります。
「lile to」 「hope to 」「expect to」 ではない夢はまた後日つづく。
『TRON Legacy』を観ました。
今までの過去のイメージでは、ハリウッド系メジャー級の広告費ガンガン作品に面白い映画などない!と思っていて
まったく期待していなかったのですが、ちょっと気になったので観てみたら、意外にビックリ面白かったです。
ちょっと解析してみたいと思います。

大まかにまとめると
ENCO社というゲーム会社のオーナーでありゲーム開発者のお父さん(フリン)がグリッドと呼ばれるデジタルの世界に入ってデジタルの世界を創造するが、
アナログの世界に戻れなくなって息子が助けに行くという内容です。

映画内で出てくる言葉を抜粋して、部分を見ていくと

デジタルの世界
記憶型情報はコンピュータの中をどう移行するのだろう
一生見ることのない世界を私は想像していた。
そしてある日ついに私は入った。
その世界は想像していたより綺麗だった。

最初の回想シーンでお父さん(フリン)はデジタルの世界に入ったその世界を息子に語ります。
この日を最後に消息不明になり、その後、ENCO社は別の人が経営をするようになります。
創業者の開発した商品は無料で提供するという意思に反し、値段をつけて売るようになります。

新バージョン発売で学生や教育機関に出費を強いることになるがどこが進化したのか?
『ENCOM OS12』は?
箱に12と書いてある!

フリンと一緒になって開発していた人の「新しいバージョンはどこが進化したのか?」という問いに対して
新しい経営者は「箱に12と書いてある。」と答えます。中身よりも商品に12と書いてあることが進化だと言っているようなものです。
これは、現代の商品開発と似ていると感じました。最近の物商品はちょっとの違いだけで大きな違いはありません。
そして、息子が大人になり、息子がECOM社に忍び込みその『ENCOM OS12』をインターネットでばら撒きます。
これで、創業者の意思は一段階、達成されたことになります。

息子が家に帰ると、創業者とともに商品開発をしていた人が来て、ポケベルに創業者からの連絡があったということを伝えます。
消息する前の日に創業者がこんなことを言っていたと伝えます。

問題解決だと言っていた。
遺伝的アルゴリズムや陽子テレポーテーションがどうとか言っていた。
すべて変えてみせると、科学も医療も宗教も

フリンはデジタルの発見で、科学も医療も宗教の問題も解決できると確信したようです。
そして、じつは秘密のゲームセンターがあり、そこへ向かうべきだと創業者の息子に伝えます。
息子がゲームセンターに行くと、奥に隠し部屋がありそこに置いてあるパソコンを起動すると、デジタルの世界に入ってしまいます。
デジタルの世界に入った後は、デジタルの世界で強制的に格闘をさせられます。ゲームの中に入り込んだイメージのようなものです。
紆余曲折あって、フリンに出会います。

サム
驚いたな、大きくなって
ここを仕切っている。

フリンのように見えた人は偽者(クルー)で、後にフリンが作り出したコピーであることがわかります。
息子は殺されそうになりますが、フリンの仲間が助けに来て、フリンと会うことになります。
本物お父さんは『創造主』と呼ばれていました。
デジタルの世界を創造したということで創造主となっていると思いますが、その背景にはアメリカならではのお約束である
イエス・キリストのオマージュがあるのではと感じました。必ず、創造主・救世主はお約束のストーリー展開です。

どうやって、デジタルの世界を創造したのか?とういう話になります。
ここの内容はかなり重要性を感じました。

人間のデジタル化は画期的だった
パートナーが必要だった。トロン(味方)&クルー(偽父)
クルーは私が作った。
完璧な世界を作るためのプログラムだ。
こっちでの時間は向こうでは数分だ。
知るべきことは知り尽くした時、予期せぬことが起きた。
奇跡だ。

まったく新しい生命体だ
現れたんだよ突然に、何処からともなく
条件が揃えば現れる。

システムの統制や秩序の完璧さを求めても無駄だったんだ
私の求めたデジタルの世界は
科学・哲学、人のこれまでの考えが覆されたんだ
バイオデジタルに


デジタルの世界を創造するにあたってまず、完璧な秩序ある世界を創造するために自分のコピープログラムであるクルーを最初に作ります。
『こっちでの時間は向こうでは数分だ。』時間の概念の話をしていますが、デジタルは光のスピードでもあるため、時間の流れが遅くなるということを言っているのではと思います。
お父さんは秩序ある完璧な世界を創造していましたが、完璧な秩序から条件が揃ったときに、無秩序がいきなり誕生します。
無秩序が生命と表現しているようでした。
無秩序が生まれたことにより、人間が考えていたことが覆されたと言っています。

クーデターが起きたんだ。

完璧な秩序ある世界を創ることを命令された偽父・クルーがクーデターを起こします。
無秩序を受け入れることができなかったということでしょうか。
クルーのクーデターにより、元の世界に帰ることが難しいことが分かります。
帰ることが難しいと分かっていても息子はチャレンジすることに出ます。

これまた紆余曲折あって、戦闘シーンがあって、元の世界に戻れる扉へ向かいます。
元の世界へ戻れる扉は光のチューブで表現されていました。

あと一歩のところで、無事にもとの世界に帰れるところ、クルーの邪魔によりフリンは決断します。
自分(フリン)自分のコピー(クルー)が一つになることで創造した世界が爆発します。
自分と自分の世界に爆発が起き、息子は光のチューブを通って元の世界へ戻りました。


面白かったのが、本物父は東洋のイメージで、偽父は西洋のイメージになっているところ。
偽父は秩序ある世界を創造するため、絶対的な権力で一人ひとりの判断基準を暴力・権力を道具に使って一つに纏めるやり方で、ファシズム的なイメージでした。