社長とY取締役の承認を得、また、いくつかの指令を受け、
東京国際ブックフェアに直行した。
10時すぎに到着(写真1)。
入場券引換所に行くと、かなり列ができていた(写真2)。
すぐ横にはラテンジャズ&ポップスを演奏するバンドが(写真3)。
♪I Love You,baby~
♪クンパッ、クンパッ、チェーロ!
…いったい何があったのだろう?
曲が終わったあとで隣の列の女性たちが
「拍手するからいい気になるのよー。って、依頼されて演奏してるだけか(笑)」
などとしゃべっていた。やっぱマスコミの人だなあ、と思わせるコメントだ。
(アルトサックスは上手かったすよ。)
昨日、社長より「ブックフェア行くと、途中から仕事忘れちゃうよね」と言われた。
そのとおりだ。
しかし私はこれを箴言ととらえ、仕事で行っていることを忘れないよう心がけた。
途中、筑摩書房のブースで故・本田靖春氏の『誘拐』を購入することはたしかにあった。
(未読だったし、「吉展ちゃん事件」が生きる根源への問いにまでつながる、というコピーって、気になるじゃないですか。)
また、PHP研究所では松下幸之助翁の格言カレンダーを買い求たりもした。
(自分を戒めるの、好きなんですよね。)
そのくらいです、ほんのちょっとです。
光和コンピューターのブースへ。小セミナーをやっている。
ドイツは日本より刊行点数の多いが、返品率が10~15%だという(日本は38.5%)。その原因は、たとえば書店にない本を注文すると1週間以上かかるといった流通システムにある(ドイツでは翌日に届くそう。そのせいでAmazonなどのネット書店ビジネスはさほど流行っていないとか)。
朝日新聞に寄稿している丸山さん(丸山眞男氏か?)の受け売りだそうだ。なんだ。
でも勉強になった。
そういえば、紀子さまと秋篠宮さまがご視察にいらしていた。間近で見てしまった!
「道をお空けくださいー」って先導の人が言うので、「どんだけ偉いのよ?」と思ったら、とても偉かったという。
そして、電子書籍のパピレスの公開セミナーに。
ユーザーは20代女性中心、携帯端末で利用、電車内などよりも夜寝る前に読むことが多いなど、動向は数年前と同じ様子。パピレス側の宣伝文句はあれど、売れる&利益を得るということよりも「紙の書籍の宣伝ツールの一環として」捉えたほうがよさそうだ。
しばらくブースを回っていると、「もうすぐ弊社の代表取締役の講演があります」と紹介されたので、平河工業社の公開セミナーにも参加。
もともとはレンズ機などの会社だったのが、時代の要請により印刷業も手がけることになった…といったくだりで、テーマである小ロットでの印刷の現状とは違った話に。ただ、唯一無二の鮮明印刷(新聞の縮刷版など)が好評を博したこと、さらに場をカラー印刷に移し、現在に至ってほぼ理想的な再現性が実現できたことなどを、(おそらく)技術畑出身らしい語り口で、実感を交えて語られていた。
紙の価格高騰、版元の刷部数減などによる窮状についての話は、やはり「それを言っちゃあ…」と思わなくもなかったが、しかし、往年の出版界の屋台骨を支えてこられた身には、出版不況は見るべくもない姿なのだろう。
帰るころには、本日の収穫はこんなに(写真5)。
また日曜日に行くつもりです。