トランプ裁判劇場は今週も華麗に上演され続けている。

 


ポルノ女優の後に、この裁判で最重要証人とされる人物が出廷した段取りが素晴らしい。トランプは先週の裁判後に記者たちにこう言った。

 

ポルノ女優に金を払ったことは違法ではないが、払ったことを隠蔽したのが違法という変な容疑をかけられているトランプが、マイケル・コーヘンは「合法的経費を合法的経費として処理した優秀な簿記係」だったと言ったのは、コーヘンの証言でポルノ女優側の悪質さが浮き彫りになるからで、実際その通りになった。5時間に及んだ証言はコーヘンのタフでクールな男らしさを証明し、トランプが彼を起用した理由がよくわかった。

 

 

BBCの見出しはイギリスらしい辛辣さが楽しい。タフガイの横顔の撮り方も抜群。

 

トランプのジョークも辛辣だが、MeToo運動家には通じないだろう。

 

昨日の裁判実況中継では、CNNが最速で抜きん出ていたが、APのまとめは一番優れている。

 

ポルノ女優が大統領選前にでっち上げで恐喝するという前代未聞の低レベルな選挙妨害行為についてトランプが本気で深刻に受け止めたわけがなく、金をくれたら黙っててやるという愚かさへの軽蔑しかなかったのがわかる。コーヘンはトランプの忠犬として様々な攻撃をかわし、敵に容赦しない強靭さを発揮し、その仕事を大いに楽しんでいたので、ポルノ女優への金を払うなど朝飯前だった。

 

トランプに褒められると「有頂天になった」と陪審員に向かって語ったコーヘンは、かつて「トランプを守るためなら銃弾も受ける」とまで言った。その忠誠心が簡単に消えるはずはない。

 

昨日のコーヘンの証言で浮き彫りになった核心は、コーヘンがダニエルズへの13万ドルの支払いを選挙後まで引き延ばすことで帳消しにしようと考えていたことで、なかなか金が手に入らないダニエルズがしびれを切らして代理人デヴィッドソンを通じてコーヘンを脅したため、その振り込みのためだけの口座を開設することにした、という経緯である。

 

 

「早く金を振り込まないなら、他のタブロイド紙に売り込むぞ」とコーヘンを脅迫したダニエルズの元代理人キース・デヴィッドソンとは何者なのか。ダニエルズの前に証言台に立った時、コーヘンを取引しにくい手強い人物だったと言ったのは逆恨みでしかなく、滑稽にも程がある。

 

Yahooは、トランプを守って刑に服したコーヘンの男らしさを讃えている。

 

全ての経費にトランプの署名が必要なため、トランプの名を汚したくない一心でトランプの会社名で振り込まず、コーヘンが別の口座から自費で振り込んで、それを後でトランプの会社が給与として返済したのを悪意ある改竄だとか隠蔽工作だと本気で思う人は、コーヘン証言後にはいないだろう。

 

今日もコーヘンの証言は続く。

 

前回の記事『知性』に書いたストーミー・ダニエルズの嘘と奇妙な愚かさの原因は、サイバー拷問である可能性を示唆する証言があったことを、後日BBCの記事で発見したので書いておく。

 

二日目の反対尋問で、かつてダニエルズが彼女のルイジアナの家にいた幽霊を調査するテレビ番組で「幽霊と話す」と語ったが、幽霊だと思ったのは実は家の下にいた「巨大なフクロネズミ」だったと証言した。play possumは死んだふりをするという意味がある。

 

サイバー拷問の加害者は、なりすましをして被害者を翻弄する。ポルターガイスト現象を電磁的に起こして恐怖を与え、被害者に誰もいない空間に向かって喋らせ、それに呼応したようにポルターガイスト現象を起こして、幽霊だと信じ込ませる。誰かに喋りかけているかのように独り言を言い続ける人を見かけたら、サイバー拷問の被害者である可能性が高いと思った方がいい。マイクロ波で言語中枢を乗っ取り自分の意思で発話しているかのように強制的に喋らせるリモコン操作を誰も阻止できない。サイバー拷問とは遠隔人間ロボット化。ロボットの元の意味は強制。

 

ダニエルズは、トランプの大統領選に嫌がらせするために選ばれたサイバーポルノ女優だった可能性は非常に高い。

 

ポルターガイストという無線周波数攻撃を辛辣に暴露したこの映画は、本当の日本史を知らない日本人は何もピンとこないし、雲隠れしている人食いUAPは人工電磁スペクトルオーロラ現象と同じだとわからない。「ペンタゴンは何故UFOをUAPと言い換えたんだ?」という台詞が答えである。空海を知らない(ふりをしている)日本人は何故この映画が7月22日に公開されたのか答えられない。

 

 

黄色い服の人食い猿は、市川崑が撮った『野火』の人食い日本兵と同じ。第二次世界大戦と広島・長崎は日本の支配者は人食い人種だと全世界に知らしめた動かぬ証拠で、全人類が永遠に忘れない。

 

日本人の大半が「そんなことはあり得ない(Nope!)」と言いたいだろうが、日本人が河童の存在を見て見ぬふりをしてきた歴史は長いので、本当に知らないのか、知らないふりをしているのか、区別しようとする意味はない。映画『オッペンハイマー』公開をためらい、いまだにサイバー拷問を政府が犯罪として認めないことだけでも十分、日本は未来永劫人食い人種河童が支配し続け、世界中で残虐行為を続けると世界に宣言しているのだから。世界が黙っているのをいいことに、河童の犯罪を意図的に隠蔽し、改竄し、ありとあらゆる誤魔化しで世界への逆恨みを晴らしている。

 

そんなサイコホラーJapanに対する世界の大人のうんざりしたNope!が、円盤型からイカかタコの化け物のような異様な姿に変身し、Jean Jacketと名付けた人食いUAPにカウボーイの風船人形を食べさせて退治するラストで辛辣に表現されている。

 

人食い人種というタブーを隠すために、必死で上辺だけ西洋化し、文明化し、先進国のふりをして、本質的に日本を良くしようとする日本人をいじめ、子供のうちに芽をつみ、まともな人間にならないように、日本から海外に出ても通用しないように育て、日本にいる限り当然の如く「生命の火を吹き消した状態」=涅槃を生きることを暗黙に強制する国が、日本の正体である。

 

それは永遠に不変なので、永遠にこのシリーズは続く。

 

この予告編の最初に河が映り、その上を鷲が飛んでいる。鷲は人工衛星で、それで世界中を見て電波兵器で人間狩りをしている河童が猿というメタファーが見事。