リブログした記事で紹介したNetflixのSpiderheadが昨日公開されたので、早速観た。予告編のリモコン操作の場面だけだと、電波を飛ばして人を操作しているように見えたが、電波ではなく体に装着した薬注入器をリモコン操作して人体実験する秘密研究所という設定なのがわかった。それでもスマホのような携帯機器から薬注入器へ電波を飛ばして操作していることには変わりない。

 

 

サイバー拷問の被害者なら、思考・感情操作を行える薬がそれぞれ目的別(性欲・食欲亢進、強制発話、躁状態、鬱・自殺願望、清潔感欠如、幻覚など)の無線周波数を暗示していることがわかると思う。N-40とかB-6という薬剤の名前は、サイバー拷問に使われる超低周波の周波数を表しているのではないか。『プロジェクト:ソウル・キャッチャー』にはサイバー拷問には4ヘルツが主に使われ、特に鬱状態にする周波数は6.6ヘルツだと書かれている。

 

実際のサイバー拷問と違う点は、人体実験をされる囚人たちが薬を遠隔操作で注入されることに同意し、その目的について騙されていて、殺される可能性もあるにしても、加害者が目の前にいて会話をしているということで、サイバー拷問の被害者がどこにいるかわからない加害者から何の説明も受けず、一方的に見えない電波で幼少時から一生拷問され続けて知らない間に人生を破壊され、逃げることもできない状況の気違い沙汰をこの映画から想像することはできない。それでも、人を操りたい、拷問したい、という欲望を持つ狂人は単調でつまらない空虚さを共有していることを確認できる。

 

Netflixで偶然見つけたこのトルコ映画の原題はBino(トルコ語でビルディング)だが、邦題は何故か昭和初期のようにレトロで、日本の固定電話は何故真っ黒なのが主流だったのだろうと思った。

 

最初のシーンからラジオ、鏡、目が印象的に映り、アンテナから染み出してビル全体を汚染する黒いコールタールのような液体は、それに触れる人間に異常行動をさせたり殺したりする(予告編の説明のエンジニアの変死事件は嘘)が、邦題が明示している通り、有害な無線周波数の電波だとわかる。その発信元はアンテナそのものではなく、人工衛星とレーダーを使うサイバー拷問の加害者で、政府広報を妨害したいテロリスト(映画の冒頭に黒い野良犬のイラストとStray Dogsと表示されるのがそれを暗示している。予告編の説明のディストピアは勘違いで、郊外の寂れた地区にある管理人常駐アパートを舞台に選んだだけだと思う)。

 

黒い液体は電波テロリストの病(闇)を表している。トルコ映画は繊細な描写が優れている作品が多い。手のクローズアップで、電波で指を動かされているのがわかるように、また、意識をぼんやりとさせられて動けなくなっている表情、幻覚をどのように見せられ、幻聴をどのように聞かされているか、などをうまく描いている。

 

日本語と英語の違いが、電波兵器を電波に詳しくない一般人に理解しにくくさせていると、サイバー拷問の種明かし攻撃を受け始めてからわかった。radioはラジオとそのまま訳して使っているが、radio frequencyはラジオ周波数と訳さず、無線周波数と訳し、radiowaveはラジオ波と訳さず、電波と訳す。telephoneは遠い声という意味だが、電話と訳す。televisionは遠い視覚という意味だが、テレビと略している。telescopeは遠い視界という意味に沿って、望遠鏡と訳している。microwaveはマイクロ波と訳すが、microwave ovenはマイクロ波オーブンでなく、電子レンジと訳す。

 

今後は、サイバー拷問の加害者(設計者も含む)、人工衛星テロリストの姿をはっきりとそれと示して描いた映画が世界中で作られることに期待したい。現実の世界中の軍隊がサイバー兵器、電波(電磁波)兵器を開発し、実際に使っていることを日々情報公開しているのだから。

 

今日も、ツイッターでNATOやNASAのツイートへのいいねをキャンセルし、127や47に数を変えていることを教え、馬鹿でかく醜い日本の広告を「見て!嫌でしょ?」と説明しながら、性的虐待をポルノ的解説をしながら続ける加害者は、いつ世界中の軍隊から報復されて電波テロ全てができなくなるかを心配しているという。その計画があったとしても、どの国も教えてはくれない。ただ「悔しい」から逆恨みを晴らすためにテロと殺人といじめを続ける。「俺たちはこんなにいやらしいんだ、こんな虐殺をこんなに平気で楽しめるんだぞ、どうだ、嫌だろう?」そればかり2018年から延々と言い続けている。

 

上記のSpiderheadの冒頭で、薬で躁状態にされた囚人が、「ルワンダ虐殺で80万人以上が死亡した」と聞いて、こみ上げる笑いを抑えられないシーンがあるが、その姿はサイバー拷問の加害者の素顔そのものである。自分たちの病気を強制的に人に表現させると満足する(強制しないとそうならないから嘘でも満足するわけだ)のが、サイバー拷問の唯一の理由で、だからこそ永遠に満足できない。どんなに残虐を極めて苦しませて殺しても、嘘だと自分がよく知っている。だから、電波で異常を起こしておいて、「今のは偶然だ、自然だ、いや俺が電波でやった。どっちか区別がつかないだろ。こう言われると嫌だろう」と説明しなければならない。

 

NASAはDeep Space Networkという見えないレーザー通信網を築いている。昨日は53の人工衛星を打ち上げ、アメリカ海軍はミサイル発射実験を行った。中国はキティホーク級の電磁的システムの最新型空母を披露した。NATOは最新戦略としてフルスペクトル、AI、量子物理学、認知科学を駆使していくと発表したが、これから始めるのではなく、既に完成しているのだろう。世界の正気な人々のネットワークの規模は巨大な鉄壁のようだ。調べれば調べるほど圧倒される。

 

それに今さら逆恨みして、私に性的虐待をし続け、「NSAやCIAが俺の音声送信を傍受しているならもっといやらしいことを聞かせてやる。俺は劇団ひとりならぬDJひとりだ」と威張ることで気晴らしをしている河童に、日本人全員が黙って従っている。