
こんにちは。
子ども3人(小学生と保育園)、
フルリモート勤務、
アラフォー会社員の こだま です。
どこで仕事してもいいのですが、
家の環境が快適なのでほぼ在宅勤務です。
私は子どものころ小児喘息でした。
頻繁に入院するほどの重症では無いものの、日常生活の中でよく発作を起こしていて。
ハウスダスト、埃
排気ガス
タバコの煙
BBQの煙
キャンプファイヤーの煙
埃も煙も体質的にダメで、小学校の野外活動も途中で発作を起こして強制送還されてしまいました。
野外活動のバンガローや宿泊施設の布団とかが埃っぽくて、どんどん苦しくなって途中からあまり記憶がない。
飯ごう炊さんの煙でも喘息出るし地獄だった。
更に厄介だったのが、運動でも発作が起きていたこと。
運動誘発喘息という名前を当時は知らなかった。

体育の授業の準備運動で校庭一周を走る。それだけで発作が出る。
縄跳びでも発作が出る。
喘息の改善には水泳が良いとよく言われますが、私は水泳もダメで。
親は私を水泳教室に入れてくれたけど、屋内プールのもわっとした空気すら息が詰まる感じがして嫌でした。
我儘のようだけど当時は切実な問題だった
娘とスタバ
元来の運動センスの無さと喘息の掛け合わせで壊滅的に運動ができない私ですが、唯一人並みにできるスポーツがあります。
それは、スキー。
親がスキーが趣味で、幼少期からずっとレジャーとして経験させてくれていました。
親が言うには、初めて板を履いたのは3歳らしい。
家族旅行でも、毎年北海道や長野、新潟、山形など、スキーの名所に行くのが定番でした。
自分の身長くらいの積雪も、
冷たい空気も、
風を切って滑るのも
頂上から見るパノラマの雪景色も
いつもワクワクしてました。
基本山奥だから空気が綺麗なんですよね。
息が苦しくなかった。
立ってバランスさえ取っていれば良い感じに滑っていくので、ソリ遊びの上位互換のような感覚で楽しんでいました。

水泳や他のスポーツが悪いわけじゃなく、私にはたまたまスキーが合ってた。
そして20歳になるときに、
なんとなく
「私はきっと他の運動はできないままだから、今できることを大切にしよう」
と決めて、大人になってからもスキーを続けています。
特技はスキーだと言い張ってる
スキーがなければ、私は今も運動全てが嫌いだったかも。
ちなみに、私と同様にスキーを経験した姉は「スキーあんまり楽しくなかった」と言っていました個人差!!

喘息発作に長年対応してくれたこと、
スキーを教えてくれたこと、
日本中の名所に連れて行ってくれたこと。
どれだけ大変だったか、私も親になった今なら分かる。
当時も勿論感謝していたけど大変さの想像はつかなかった。もう全部が親からの愛だなと身に沁みて感じています。
私だったら禿げる気がする
まあ結局お金も時間も必要じゃん、という話ではあるのですが。
スキーのお金のかかることよ
稼いだお金をこうしたことに割り振って、親にもらった愛情は自分の子どもにもバトンパスして行きたいなと改めて思っています。
子どもの成長と記憶はプライスレス。
あ、また文章が長くなった。
