以前、ヘリコプターから花火を見たことが
あります。
花火ってほんとに球形なんです。
ヒュ~と空にのぼった火の玉が、
一瞬ののちにきらめく無数の光の線となり
放物線を描きながら360度広がる様(さま)を見て、
「人生のような花火」という、ある日本映画の
セリフを思い出しました。
なにかを選ぶ、ということは、
それ以外のすべての可能性を断ち切る、
ということでもあります。
しかし選んだ瞬間のすぐ後に、
また無数の選択肢が目の前だけでなく
四方八方に広がります。
足元にも背中にも頭上にも広がるのです。
暗闇に大きく大きく花開く
あの花火のように。
毎瞬、毎瞬の選択の連続のよう^^
「人生のような花火」
いったん選んだからといって
もう人生にその選択肢しかない。
そう決めつけるのは
そう選び続けるのは
もったいないなぁと感じます。
真剣に選んだ
なんとなく選んだ
ワクワクで選んだ
恐怖から選んだ
その選択肢は、夜空へ吸い込まれて
消えていく花火のように過ぎ去った選択です。
「今」
わたしたちの目の前には
無数の選択肢が
まっ暗闇のように見えても
確かにあるのです。
読んでくださって、ありがとうございます。
感謝します。