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4/22(火)デイトレ

相場メモ

 

トランプ大統領がFRBへの介入を強める発言を繰り返し、NYダウは一時1,300ドル超の急落。利下げ要求に応じないパウエル議長に対して「Mr. Too Late」と揶揄、まさにトランプ節全開。中央銀行の独立性への懸念が強まっている。

 

最近の東京時間では珍しく円高が加速。ドル円はついに140円を割り込み、長期チャートではヘッド&ショルダーのネックラインに接近。

ここを明確に割れば127円台までの円高も視野に入る。

 

為替は経済全体に大きな影響を与え、自国通貨安は景気にとってプラスに働く。円安トレンドが終焉すれば、日本経済への逆風となることは間違いないだろう。

 

一方、日経平均は小幅安ながら底堅い動き。リスクオフの中で粘りを見せたが、今後25日線への戻りを試すか、二番底を形成するかは依然不透明。ファンダメンタルの改善が見られない現状では、昨年8月の植田ショックとは異なり、2番底にならずに再下落するリスクも意識しておきたい。

 

日経平均:34,220.60円(-59.32円/-0.17%)

25日乖離率:-2.89%

 

【本日のトレード】

東京時間オープン直後にレーザーテックでショートをエントリー。

昨日より値幅は出たが、利を伸ばしきれず早めの利確に。

悔やまれるが、これも実力。

 

デイトレ収支:+61,200円

 

ありがとうございました。

 

ドル円月足(ヘッド&ショルダー)

ドル円1時間足

日経平均日足

 

 

4/21(月)デイトレ

4月21日(月) 相場メモ

 

為替が朝方オープン直後に窓を開けて下落し、その後さらに円高が進行。日経平均も為替に連動する形で窓を開けて下落。序盤に自律反発する場面もあったが、ドル円はついに141円を割り込み円高の勢いに押されるようにじりじりと安値を切り下げ、一時は500円以上の下げ幅を記録。その後は安値圏での推移となって取引終了。円高の要因としては、パウエルFRB議長の解任観測や24日に予定されている日米財務相会談への警戒感が挙げられているが、真の理由は不透明。

 

個別銘柄は全体的に動意薄で、監視銘柄にチャンスは訪れず。

 

取引は午前中で、レーザーテックで下記の1回のみ。

朝の下落から一転、トランプ関税発表日に開けた窓を埋める展開へ。そこから大きめの売りが入ったので、15分足で陰線を確認後ショートでエントリー。値幅のある下落を期待して粘ったが、思ったより動かずもみ合いになったので利確して撤退。その後は大きく崩れずにじり安のまま午前中を終えた。もう少しボラティリティが欲しい。

 

トレード レーザーテック15分足

 

日経平均 34279.92 -450.36 -1.30% 25日乖離率 ‐3.57% 

 

本日収支:+33,530円

 

ありがとうございました。

 

 

 

4/20(日)相場メモ トランプ関税ショック

■ 2025年4月 相場メモ:トランプ関税ショックとその余波

 

● 4/3(木)

日本時間早朝、トランプ大統領による関税発表。

これを受け、日経225先物は高値36,500円付近から 8:45には3,100円超の急落 でスタート。

その日は売られすぎの反動で戻し、引けは910円安で終了。

 

● 4/4(金)

夜に控える米雇用統計への警戒と週末が重なり軟調に推移 日経は1,090円安でクローズ。

 

● 4/5〜4/6(週末)

米雇用統計は予想を上回る結果だったが、関税の影響が不透明で夜間市場は引き続き軟調。

 

● 4/7(月)

先物は 2,800円安の大暴落、日経平均も 2,644円 の大幅安で取引終了。

この日の25日移動平均乖離率は−15.14% と極端な水準。個別株にいたっては超異常値が

多数発生した。

(参考:昨年の植田ショック時 2024/8/5 は -20.38%は超異常値)

 

● 4/8(火)〜4/9(水)

・4/8は自律反発で 1,876円高

・4/9は再び 1,200円安 と乱高下が続く。

 

この混乱の裏で、米10年債利回りが急上昇。4/9午後には 4.5% に到達。

 

● 4/10(木)午前2:15(日本時間)

金利の急上昇が原因となったのか、トランプ大統領が「関税を90日間停止する」と発表。

これにより日経225ミニ夜間取引は 一時+3,300円超の上昇 を記録。

 

● 特筆点:オプションの急騰

コールオプション(4月限・行使価格35,000円)は、発表前は3円で推移していたものが、

発表後の6時引けで 945円 へ。

最大900倍の値上がり。取引最終日前日だったこともあり買うのはかなりの難易度だった

と思われるが如何に相場が異常な動きだったことが伺える。

 

■ 所感

今回の相場では、日経平均の25日線乖離が15%超という“異常値”が一つの判断指標になった。

冷静に逆張りの判断ができたかが大きな分かれ目だった。

オプションの爆発的上昇も含め、次回はこうした機会を逃さないよう、記録として残しておく。

時には思い切った行動を取らなくては大きな成果は得られない。

経験を与えてくれたマーケットに感謝したい。

 

 

日経平均25日移動平均乖離率(異常値)

日経225ミニ4/3~4/10までの動き

米10年債利回り

コールオプション35000円4月関税停止発表からの動き約300倍