私たちは自分のことを宇宙の中の地球の中の日本の中のある町、村の中の集落の中の小さな小さな取るに足らない存在だと思っています。
そして自分一人くらい生きようが死のうが何をしようが、地球にも宇宙にも何の影響もないと思っています。
しかし科学を紐解いていくとそうではないことがわかります。
私たち人間一人がこの地球上に肉体を持って(ここが一番肝心です)降り立つ確率というのは、3億円の宝くじが連続して数千回当たるよりも少ないらしいのです。
そして、これから行われるアセンション(次元上昇)というのは、宇宙でも非常にめずらしい体験だそうです。
宇宙に居る無限数の魂たちはみな、世紀のいや宇宙の大イベントであるアセンションを体験したがっている、しかし肉体に生まれる人は限られている、宇宙神によって選ばれた魂だけなのです。
「私をこのイベントに是非、参加させてください」と懇願されても、ほとんどは却下された。
その確率が天文学的数字になっている。
そんなことまで今の科学でわかるのですね。
これ以外にもどれだけ私たち人間の存在が素晴らしいのかを示してくれる文章があります。
是非、読んでみてください。
20世紀の後半、科学が進歩して、とくにヒトのゲノム(遺伝情報)の解読が完了したのは2003年のことです。
生物のアポロ計画とも言われ、一人の人間のゲノムの解読に1千億円と十数年の歳月、数千人もの人が関わりました。
そして一人の人間の遺伝子の暗号が数日で全部わかる時代がもう、まもなくやって来ます。
コストも10万ぐらいのものでしょう。
その情報をDNAチップか何かに入れておいて病院に持参すれば、あなたの遺伝子暗号からこの薬がいい、この治療がいいとわかるでしょう。
しかし世界の優れた科学者が一堂に会し、世界の富を一つに集めても、科学の力ではたった一個の細胞も作れません。
細胞のコピー、つまり生命から生命は作れるけれど、
ゼロベースから生命を作り出すことは不可能なんです。
この世界に一個の細胞が偶然に生まれるということ、それは一億円の宝くじを百万回連続で当選したようなありがたいことが起こったということです。
我々が生きているということはそれだけで素晴らしい奇跡なんですよ。
あなたが両親から生まれる確率はどれくらいあると思いますか?
70兆もある染色体の組み合わせの中から、あなたという人間は生まれたんです。
だから70兆分の一の奇跡なんですよ。
国際科学振興財団バイオ研究所所長 村上和雄