人間は一度の人生ではなく、何千回、何万回も生まれ変わり、死に変わりをしています。
なぜならば生命は永遠だからです。
地球のように肉体を纏って肉体界で生まれ変わりをした時期もあり、肉体を持たずに魂や心(波動体、エネルギー体)で星から星へと移り住んでいたこともあります。
共通していえることは、生まれ変わった(移り住んだ)ときに、ほとんどの人は記憶を消されているということです。
あの偉大な聖者であるお釈迦様もインドの王子の地位を捨て出家し、菩提樹の下で座禅をし、「自分は仏(神)であった」と悟るまでは、自分が何者で、どこから(金星)来たのかも知らなかったのです。
私たちは肉体界にいるうちにありとあらゆる経験をしました、いや させられました、いや、しています(笑)
死ぬまでずっと病弱だった人生もあり、お金持ちや貧乏だった頃もあり、戦争をして人殺しばかりしていた頃もある
反対に善い人だった頃もある。
職業も政治家、社長から平社員、ホームレス・・・・ありとあらゆる職人も経験し、人の気持ちがわかるようになり、様々な経験をすることで自分と人を愛せるようになることが輪廻転生の目的なのです。
今、どんなに素晴らしい人だとしても死ぬ前は極悪非道を繰り返していたのかもしれません、だから・・・「今度生まれて来るときには真人間になろう」と誓った
逆に今、悪いことをしている人も前世で善い人であったことに疲れて、「今度生まれてきたときには賭け事でも女遊びでも好きなことをやってやる」になっているのかもしれません。(前世で偉いお坊さんが今生でヤクザになっていることもあるそうです)
「あんなに悪い奴はいない死刑になればいいんだ」という人も「あんなに善い人はいない、神様仏様のようだ」という人もトータルで観ると50歩、100歩ほとんど変わらないのです。(だから前世でどうだったかなんてどうでもいいのです)
そして今、今生で現われて来ていることは、前世でクリア出来ていなかったこと(課題)を映画のように上映して学んでいるのです。(肉体界は前世の写し世と言われています)
課題のテーマはなにかというと愛です。そのテーマしかないのです。
愛を学ぶ以外は何もないのです。
神は愛(か~あ み~い)であり、宇宙は愛の波動によって成立しています。
また宇宙は進化し続けているので愛に終わりがないのです。
愛は奥深いので永遠、永久であり無数の段階があります。
だから愛を学ぶための試練があります。
浮気をされたり、裏切られたり、恨まれたり、心を傷つけられたり、殺したり、殺されたり、殴ったり、殴られたり、いじめたり、いじめられたり・・・・・。
それを繰り返していると人を責め自分を責めるようになり、苦しくなるのです。
なぜならば人間の本質は愛だからです。
本質から離れると余計不調和なことが起き、苦しくなるのです。
そして愛すると調和する、幸せな気持ちになれる、しかし今度はもっと愛深くさせようと守護霊、守護神は人間に厳しい試練を与えるのです。
すると人間はまた人や自分を責め、恨むようになってゆく。
苦しくなる、愛する、苦しくなる、愛する・・・・・宇宙は集合、離反を繰り返して成長しているのです。
集合(合い)と離反(対立)を繰り返しているのです。
愛のままだったら成長、進歩がないからです。進化しないからです。
ですから私たちは経験したことをどう愛に変えるか?プラスに受け取るか?しかないのです。
そのためには真理を知らなければ解決しません。
宇宙の真理(理念)がわかっていないとチンプンカンプンです。
しかし自分が宇宙そのもの(我即神也)になってしまえば、宇宙の波動になってしまえば、守護霊、守護神が何を学ばせようとしているのかがわかってきます。
私たち地球人類全員、宇宙(神・愛)と一体になるために、より深く愛を学ぶために地球に天下って来たのです。