AD/HDは、次の3つを中心的な症状とする発達障害*です。
- 不注意(物事に集中することができず、忘れ物が多い)
- 多動性(落ち着きがなく、じっとしていることができない)
- 衝動性(思いついた行動を唐突に行う、順番を待てない)
症状の現れ方や程度にはかなり個人差があり、大きくは次の3つに分類されます。
- 混合型(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)
- 不注意優勢型
- 多動性・衝動性優勢型
実行機能の低下をはじめとする脳の器質的*・機能的障害が背景にあると考えられています。実行機能とは、目の前の状況を把握して認知する力、順序立てて考 えをまとめる力、衝動的に反応して行動せずに熟考する力、現在の状況と過去の記憶を照らし合わせて判断する力、実行に移る前に順序立てる力、のことです。 この実行機能が障害されているために、多動性や衝動性、不注意が引き起こされると考えられています。
物事に集中することができず、忘れ物が多い ― 不注意
落ち着きがなく、じっとしていられない ― 多動性
結果を考えずに、突飛な行動をする ― 衝動性
衝動 感情コントロール 反抗心
学校や家庭でたびたび叱られていること、トラブルばかり起こして友だちから嫌われていると思うことなどから、AD/HDの子どもは劣等感を抱いていること がほとんどです。本人もなんとか状況を変えようと努力しますがなかなかうまくいかず、そのために自尊心がひどく傷つき、自己評価が著しく低いことがめずら しくありません。
AD/HDの子どもは周囲からからかわれたり、親や教師から叱られることが多いため、ひどく孤立感を抱く場合が少なくありません。そのことが引き金となっ て、極度に親離れが苦手になったり、学校生活に強い不安を感じたり、あるいは抑うつ的(気分が沈むこと)となるなど、情緒面でかなり不安定になることがよ くみられます。
注意が散漫で、興味の対象がめまぐるしく変わります。忘れ物や紛失が多いのもよくみられます。おしゃべりで他人のじゃまをしたり、出し抜けに答えてしまっ たりする一方で、他人から話しかけられてもうわの空に見えることがたびたびあります。行動が突発的で、怒りをあらわにしやすく、友達と仲良くすることが苦 手です。また、不器用だったり、勉強の遅れも目立つ場合があります。
集中が困難であったり不注意が持続します。ルールに従うことができず、両親、教師、友人と衝突することが多くなる場合があり、ときに反社会的な行動をとることもあります。。学習意欲が低く学業の不振が顕著となり、自尊心が低くなることもまれではありません。その結果、やる気がなくなり、なげやりな態度になります。また学校生活への意欲を失い、自分の世界へひきこもりがちになっていく子どももいます。
ひとつの課題をやりとげるためのマネジメント力が弱く、気分の移り変わりが激しい場合には、職場や社会で孤立しがちです。
また、AD/HDとの診断をされていない場合や未治療の場合には、ストレスに弱く、うつ病などの感情障害になりやすい傾向があり、薬物乱用に至る場合もある
大人になっても、注意を払ったり集中できるのは短時間に限られます。また、人と話しているときや会議中などに、しばしばぼんやりしてしまうこともありま す。大切な約束を忘れてしまうなどのもの忘れは「無責任」と思われ、段取りの悪さや整理が苦手な部分は「だらしがない」と受けとられることも多く、本人の やる気とは裏腹に、周囲の社会的評価は低くなりがちです。仕事上はもとより、人間関係や日常生活にもさまざまな支障が出てきやすいとされています。子ども のころは多少大目にみてもらえた不注意も、責任が重くなる社会人としてはマイナスポイントとなります。
さまざまな刺激に対して考える前に反応する傾向
かつては、AD/HDは成長するにしたがって改善すると考えられていましたが、その後の研究から、多くは慢性的な経過をたどることが明らかになってきまし た。長期的な経過は3つのタイプに分かれると考えられています。1つは青年期までに症状が消失するタイプ、2つめは青年期まで症状が続くタイプ、3つめが 症状の持続に加え、気分障害やアルコール・薬物依存といった障害を合併するタイプです。
神経生物学的な原因
の器質的*・機能的な原因のために発達・成熟に偏りが生じ、AD/HDの症状が現れる
遺伝的要因、出産時に生じた障害などによる脳の形態学的な異常、脳内の神経伝達物質のバランスの乱れなどの機能異常、環境的要因などが複雑に絡み合っている
脳に未成熟な発達
注意力・行動の調節に関与している「尾状核」や、注意力・判断力・衝動の抑制などに関わる「前頭葉」と呼ばれる脳の一部が通常の子どもに比べて10%以上も小さい胎児期の種々の障害、出産時の頭部外傷などがあった場合は、なかった場合に比べてAD/HDの発症が2倍も高かったというデータがあることから、妊娠中および出産前後の問題が密接に関係している
AD/HDの症状発現に関わっていると思われる脳の領域に、神経伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンの神経経路が多いことや、ドパミンやノルアドレ ナリン、あるいはセロトニンの活性を変化させる薬剤を用いると症状が改善されることから、これらの神経伝達物質が関係していることが示唆されます。
衝動的な反応を抑えることが苦手です。そのため、何かを思いついたり気になったりすると、結果を考えずに即座に行動してしまうことがあります。例えば、質 問を聞かないで話し始めたり、通りの向こう側に気になるものが見えたら、安全を確認せずに飛び出したりします。また、自分の順番が来るまで静かに並んで待 てないことがあるのも、AD/HDの子どもの特徴です。
興味の対象がめまぐるしく変わり、何でも知りたがった
いくつもの発明プロジェクトを同時並行に進行させ、1つのプロジェクトに飽きたり行き詰ったりすると次の発明プロジェクトに移っていた
注意、多動性、衝動性の3症状が年齢不相応に著しく認められるか
反抗挑戦性障害
不安障害
不安や恐怖を感じることは日常的によくみられ、特に暗闇恐怖や動物恐怖などの特定の恐怖症をもっていることが少なくありません。一方、子どもにおいてはパニック障害はまれです。不安障害には含まれませんが、分離不安障害*もAD/HDの子どもにときどきみられます。気分障害
不登校などの行動や頭痛や吐き気などの身体症状、そしていらいらした気分を通して訴えることが多いのが特徴です。一方、子どもの躁うつ病はまれですが、躁状態がAD/HDの症状と類似しているので注意が必要です。反応性愛着障害
わたしが人から指摘されている無愛着というのはたぶん、脱抑制型と抑制型の微妙に混じったものではないかと思う。ただ、メインは脱抑制型なので、その場だけ受け入れてくれる人がいれば誰でもいいと感じてる。自由を奪う人が現れると攻撃性が出る。何故なら子どもの頃からその場に応じたパターンを示していたような気がするから。もちろんパターンを使い分けているわけじゃなくて知らず知らず状況に応じてそのパターンが出てしまうという事だと思う。
脱抑制型の子は誰にでも求められれば求められるままに明るく応じるので人間関係が見えづらく、性的にも逸脱しやすくて、それでも懲りないように見えていた。
なのにちょっとでもわたしと長く付き合おうと真摯な態度を向ける人が現れると突然不機嫌になり、自分の人生が他人によって縛られてしまう恐怖もおぼえ、急に攻撃的になってしまう事が多かった。
誰もいない世界に居場所を作ってはいけない
誰もいない世界では加害者になる事もなければ被害者になる事もない
幸せが幻でなく、本質的であれば、わたしの脳はもう少し活性化するでしょう・・・。