KAMAISHIという地名に何か特別な響きを感じる方は多いだろう。
岩手県釜石市。人口4万弱のこの町は過去少なくとも2回の奇跡を起こしている。
ひとつは1978-84に当時の新日鉄釜石が成し遂げた金字塔。ラグビー日本選手権7連覇。当時は釜石に高炉があり、人口も9万ほどと企業城下町の側面もあったものの、東北の小さな町の製鉄所で働く男たち(当時のラグビー界は今と違い完全なアマチュア主義だった。)が東京・関西の他の社会人チームや大学の挑戦をことごとく退け成し遂げた前人未到のV7。数人の大学出身の選手が攻撃のタクトをふるいこそすれ決して有力選手を集めたわけではなく、あとはみんな地元あるいは秋田・青森・宮城など東北出身の高卒の選手たちが黙々と仕事をし、えもいわれぬ一体感で偉業を成し遂げたその姿は`北の鉄人‘として尊敬を集めた。スタンドに揺れた大漁旗が懐かしい。
そしてもうひとつは記憶にも新しい2年前の東日本大震災の際の出来事。あれだけの甚大な被害を出した津波の被害の中、釜石市内の12の小学生・5つの中学生計約3000人がほぼ全員が避難して生き延びたという事実。 津波てんでこ が一人一人に徹底されていたからと言うが、この事実は文字通り奇跡だ。 海外でもKamaishi Miracleとして知られ、教育界でも人間教育の秘密がそこにあるのではないかと注目されている。
大学の頃、この地を訪れたことがある。失礼ながら驚くほど何もない街だった。ラグビー関係者でもそう思うくらいだから、もしラグビーに思い入れがない方ならなおさらだろう。しかし、風光明媚な自然。それとびっくりするくらい暖かい人たち。 自分が釜石という場所に磁力を感じていたからだけではない人の好さがあった。 今回それに加えてラグビーでも垣間見れた 強さを感じた。当時の新日鉄釜石のジャージの胸に咲いていた市の花、はまゆり。 強い風に吹かれながらも海に面した岩場に咲く可憐なのに強い花。イメージが重なる。
先日ケーブルテレビでこの釜石市が2019に行われるラグビーワールドカップの誘致に向け動き出している特集を見た。心が動いた。
ラグビーワールドカップはオリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ世界で3番目の規模のスポーツの祭典だ。。2007年フランス大会では全試合で225万人の観客がその激闘をスタジアムで観戦し、世界中で40億人の方々がテレビを通じて視聴したと言われている。2019ラグビーワールドカップの日本での開催はアジアでは初開催、また、所謂ラグビー伝統国以外でも初開催となる本大会は、ラグビーのグローバリゼーションの更なる拡大への試金石となる重要な大会として位置づけられている。(以上 抜粋)
誘致には様々な問題がある。障害もある。簡単にまとめると、
メリット
1.復興した釜石の姿と感謝の気持ちの発信
2.世界中から多くの訪問客が釜石へやって来る。
3.世界トップレベルのプレーが間近で見ることが出来る。
デメリット・障害
1.人口わずか4万の街に数万人収容可能なスタジアムを建設するなどの‘ハコモノ‘が
無駄になる可能性
2.一般の社会インフラ・住民の方々の復興とのバランス
震災から2年、壊滅的な被害を受けた街はがれきの撤去が終わっただけで、もともと街があった場所はいまだ前あった建物の基礎が残っていたり更地のままだ。スタジアム建設計画地の鵜住居地区もその状況は同じ。実際の映像を見ると絶句する。 本当にここにスタジアムを作るのか? 本当にここに街を再建するのか? そして、計画の推進者のスクラム釜石の説明会の際聞かれる住民の方々の苛立ちや絶望を目の当たりにするとことの重みを実感する。‘がれきはとられた。でも今の復興は べこにブレーキっつーんだ‘ ‘この計画をみてっと・・むずかしね。あたしたちが生きてる間には完成しないってことだ?‘ ‘ごしっぱらやげますよ・・・‘ 北の鉄人の一人 、石山さんが代表をしているスクラム釜石の方々の気持ちを思うと、そしていまだ仮設生活をしている方々の気持ちを思うと・・
あれだけ集まった復興寄付金はどうしたんだろう?復興行程はどうしたんだろう? 自分は何してるんだろう? できることはあるんじゃないのか? そんな思いになった。
Jリーガー小笠原満男さんも計画に協力して説明会に参加していた。そして、TVには親子2代のラグビー一家の男の子兄弟の姿。いやぁ今日は小笠原選手に会いたかったんだけど・・でも難しい話だったけど、ワールドカップ来てほしい。。。この2人の小学生も避難したんだなぁ。 なんだかわからないけど涙が溢れた。
本当に様々な問題や課題があると思う。異論があるのもわかる。しかし個人的には、ここにラグビーワールドカップを呼びたい。とてもじゃないけど無理だということをやってこそだと思う。実際に立ち上がっている人がいる。 本当に難しいと思う。 できたら奇跡だ。
でもこの街は既に過去二度の軌跡を起こしている。 今回も起こせるのではないか。
自分にもできることはあるんじゃないのか? できるだけのことをしたい。いや、やる。
2019開催という時間的な問題を考えれば、やるなら今だ。 今しかない。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130312/wlf13031202000000-n1.htm
http://www.kamaishi-seawaves.com/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9C%E7%9F%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%B9
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/12,23974,118,html
http://scrumkamaishi.jp/aid/rwc2019
http://scrumkamaishi.jp/aid/rwc2019/column01
岩手県釜石市。人口4万弱のこの町は過去少なくとも2回の奇跡を起こしている。
ひとつは1978-84に当時の新日鉄釜石が成し遂げた金字塔。ラグビー日本選手権7連覇。当時は釜石に高炉があり、人口も9万ほどと企業城下町の側面もあったものの、東北の小さな町の製鉄所で働く男たち(当時のラグビー界は今と違い完全なアマチュア主義だった。)が東京・関西の他の社会人チームや大学の挑戦をことごとく退け成し遂げた前人未到のV7。数人の大学出身の選手が攻撃のタクトをふるいこそすれ決して有力選手を集めたわけではなく、あとはみんな地元あるいは秋田・青森・宮城など東北出身の高卒の選手たちが黙々と仕事をし、えもいわれぬ一体感で偉業を成し遂げたその姿は`北の鉄人‘として尊敬を集めた。スタンドに揺れた大漁旗が懐かしい。
そしてもうひとつは記憶にも新しい2年前の東日本大震災の際の出来事。あれだけの甚大な被害を出した津波の被害の中、釜石市内の12の小学生・5つの中学生計約3000人がほぼ全員が避難して生き延びたという事実。 津波てんでこ が一人一人に徹底されていたからと言うが、この事実は文字通り奇跡だ。 海外でもKamaishi Miracleとして知られ、教育界でも人間教育の秘密がそこにあるのではないかと注目されている。
大学の頃、この地を訪れたことがある。失礼ながら驚くほど何もない街だった。ラグビー関係者でもそう思うくらいだから、もしラグビーに思い入れがない方ならなおさらだろう。しかし、風光明媚な自然。それとびっくりするくらい暖かい人たち。 自分が釜石という場所に磁力を感じていたからだけではない人の好さがあった。 今回それに加えてラグビーでも垣間見れた 強さを感じた。当時の新日鉄釜石のジャージの胸に咲いていた市の花、はまゆり。 強い風に吹かれながらも海に面した岩場に咲く可憐なのに強い花。イメージが重なる。
先日ケーブルテレビでこの釜石市が2019に行われるラグビーワールドカップの誘致に向け動き出している特集を見た。心が動いた。
ラグビーワールドカップはオリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ世界で3番目の規模のスポーツの祭典だ。。2007年フランス大会では全試合で225万人の観客がその激闘をスタジアムで観戦し、世界中で40億人の方々がテレビを通じて視聴したと言われている。2019ラグビーワールドカップの日本での開催はアジアでは初開催、また、所謂ラグビー伝統国以外でも初開催となる本大会は、ラグビーのグローバリゼーションの更なる拡大への試金石となる重要な大会として位置づけられている。(以上 抜粋)
誘致には様々な問題がある。障害もある。簡単にまとめると、
メリット
1.復興した釜石の姿と感謝の気持ちの発信
2.世界中から多くの訪問客が釜石へやって来る。
3.世界トップレベルのプレーが間近で見ることが出来る。
デメリット・障害
1.人口わずか4万の街に数万人収容可能なスタジアムを建設するなどの‘ハコモノ‘が
無駄になる可能性
2.一般の社会インフラ・住民の方々の復興とのバランス
震災から2年、壊滅的な被害を受けた街はがれきの撤去が終わっただけで、もともと街があった場所はいまだ前あった建物の基礎が残っていたり更地のままだ。スタジアム建設計画地の鵜住居地区もその状況は同じ。実際の映像を見ると絶句する。 本当にここにスタジアムを作るのか? 本当にここに街を再建するのか? そして、計画の推進者のスクラム釜石の説明会の際聞かれる住民の方々の苛立ちや絶望を目の当たりにするとことの重みを実感する。‘がれきはとられた。でも今の復興は べこにブレーキっつーんだ‘ ‘この計画をみてっと・・むずかしね。あたしたちが生きてる間には完成しないってことだ?‘ ‘ごしっぱらやげますよ・・・‘ 北の鉄人の一人 、石山さんが代表をしているスクラム釜石の方々の気持ちを思うと、そしていまだ仮設生活をしている方々の気持ちを思うと・・
あれだけ集まった復興寄付金はどうしたんだろう?復興行程はどうしたんだろう? 自分は何してるんだろう? できることはあるんじゃないのか? そんな思いになった。
Jリーガー小笠原満男さんも計画に協力して説明会に参加していた。そして、TVには親子2代のラグビー一家の男の子兄弟の姿。いやぁ今日は小笠原選手に会いたかったんだけど・・でも難しい話だったけど、ワールドカップ来てほしい。。。この2人の小学生も避難したんだなぁ。 なんだかわからないけど涙が溢れた。
本当に様々な問題や課題があると思う。異論があるのもわかる。しかし個人的には、ここにラグビーワールドカップを呼びたい。とてもじゃないけど無理だということをやってこそだと思う。実際に立ち上がっている人がいる。 本当に難しいと思う。 できたら奇跡だ。
でもこの街は既に過去二度の軌跡を起こしている。 今回も起こせるのではないか。
自分にもできることはあるんじゃないのか? できるだけのことをしたい。いや、やる。
2019開催という時間的な問題を考えれば、やるなら今だ。 今しかない。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130312/wlf13031202000000-n1.htm
http://www.kamaishi-seawaves.com/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9C%E7%9F%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%B9
http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/12,23974,118,html
http://scrumkamaishi.jp/aid/rwc2019
http://scrumkamaishi.jp/aid/rwc2019/column01