本日の渋幕、受験された方はお疲れ様でした。
東京まであと少し、もう一踏ん張りではありますが、本日はお休みくださいね。
さて、渋幕といえば、文学史。
私は渋幕の文学史出題を予想するのが大好きだったのですが。
2022年の出題にすっかり「…」と拗ねてしまった私です。
『どうせ今年も変なの出すんじゃないのー」と思っていましたら。
答えだけ見れば、太宰治、斜陽とオーソドックスではありました。
(ただ、津島佑子から太宰治を出すというのは…まあ、津島だとか無頼派とか自殺未遂とかヒントは散りばめられてましたが。あと、書き出しから作品名を当てるのは久しぶりですね)
太宰治については2016年にも出題がありましたので、まあこれで作家としては一巡した感じでしょうか。(って、夏目は2016、2019と出てましたが)
今後は今までに出た作家を含めつつ、出題形式を今年のように少し捻って出してくるのかもしれないですね。
…もう、配点を考えたら、文学史は捨てた方が良い気もちょっとしてきますが。でも、熱望だとなかなかそこまで思い切れないんですよねぇ。
そして、渋幕文学史の今年のびっくりポイントは、「外国作品を出した」ことですね。
外国作品は、初出題ではないでしょうか…。
国名が注釈に出てきているとはいえ、びっくりした受験生は多かったのではないかと思います。
…それにしても、来年から外国作品までチェックすることになるのでしょうか…。(うちは、外国作品は出ないと踏んで捨ててました。ANKIに入れてたのは近現代の日本作品だけ)
…そんなところで進化しなくても、と個人的には思いますが。
そのほか、一次算数としては2013年以来の作図が出たり、と、少々今年は毛色が変わったみたいでしたが…
でも、作図は、形がわかれば、中学の作図の知識は不要なもの=作図の練習をしていなくても大丈夫なものでしたので、その面では、「一次ではがち作図の知識は問わない」という従前のスタンスは維持されているのかな、と思います。
千葉第一志望で、本日の結果次第では受験終了という方もいらっしゃると思いますが、一方でまだまだ受験が続く方も多いかと思います。
あと少し、どうぞお体には気をつけて、乗り切っていただければと思います。