ここ5回、国語が苦手な場合の対応を書いて来たわけですが、
今日は、番外編として、「それを言っちゃぁおしまいよ」的な対応。
「国語はあきらめる」
について。
我が家の長子の場合、6年生の後半は、「たまに問題によっては変な方向に曲解したまま読み進み、間違える」事件を起こし、
次子の場合は、「そもそも本文を読めていない」という状態だったのは、以前に書いた通りです。
6年後半にもなると過去問やらなにやらで、時間が本当になく、国語の対応に割く時間とそれに対するリターンを考えたときに、
「今、国語に時間を割くべき?」
という疑問が生じました。
それでサピの国語の先生に相談したところ、
長子の場合:
「曲解していることに気が付かないまま気付かずに最後まで行ってしまったのであれば…あきらめるしかないですね…変な方向に進む割合がさほど高くないことや、他の教科でカバーできることを考えると、曲解しないようにするというのに時間を割くことは得策ではないと思います。それだったら他の教科に時間を割きましょう」
次子の場合:
9月 「現時点で国語を完全に捨てるのはよろしくないので、テストの選択肢と記述1問ずつに絞ってとき直しを続けることは重要ですし、通常授業の復習も重要です。」
11月 「まだ、あと少しは国語は捨てないでくださいね」
1月冬期講習終了後 「通常授業の復習は最低限するにしても、国語はもうあきらめましょうか。算数など他の教科に時間をかけていいです。算数で点数を取りきる方が次子には向いているでしょう」
1月千葉終了後 「もう、国語は完全に捨てていいです。得意な算数で取りきりましょう。あと、理科の計算とか、とにかく取れるところをきっちり取り切りましょう」
という形になりました。
…本来は、苦手科目を捨てたままにするというのはよろしくないです。
よろしくないんですが…我が家の次子のように、もう直前になっても本当にどうしようもなく、かつ他に得意科目があるのであれば、あるタイミングでそちらに注力する、というのももしかしたら戦略としてはありなのかもしれません。…このあたりは先生とも相談になるかとは思いますが。
そして、もし1月まで国語が仕上がらなかったとしても。
最初から比べれば絶対に力は付いているはず。
我が家の次子のように、最終的に国語を諦めるように言われるような子でも、どうにかなることもあります。「国語仕上がらなかったらどうしよう」と、そんなに悲観しなくてもいいと思います。