以前、学用品に学校指定があるかどうかの話の中で、通学鞄のトラップの話について書きました。

 

その際にも少し書きましたが、学校指定の鞄を使わなければいけないケースは、何も悩まなくて済むのでよいのですが、通学鞄が自分で選べる場合には、結構悩むことになると思います。

というのは、通学鞄は、学校によってフィットするもの/しないものが本当に違うので…。

可能であれば、以前書いた通り、学校の内部の方に聞いてしまうのが一番です。

 

ただ、話を聞くにしても、どんなタイプがあって、どんな切り口で選んでいくの?という点が分かっていると話が早いと思うので、通学鞄が自由な場合の、鞄の選択の切り口を以下に挙げてみます。

 

●形の指定はあるのか

バックパック型か、スクールバッグタイプか。

学校によってはバックパックタイプは禁止だったりしますので、まずは形の確認が必要です。

形が自由な場合、最近は両手があくバックパックタイプを使う子が多いようですが、これも学校によりけりかもですね。

 

↓いわゆるスクールバッグタイプ。雙葉だとこのタイプになるのかな。

 

 

●素材指定はあるのか

一般的に市販品OKな時点で、素材指定はないことがほとんどだと思いますが…。でも、合皮か、ポリエステルなのか、周囲が気になるようであれば確認しておくとよいかもしれません。

なんでもよい場合、やはりポリエステルは軽いし丈夫です。撥水だとなおよいですが、撥水はダメになっていくので、どちらにしても撥水スプレーを掛けるなどした方がいいかもしれません。(特に、駅から学校が遠い場合、ノート類が浸水することがあります…)

 

●色をどうするか

これは、学校により指定がある場合と、完全フリーな場合がありますので、要確認です。

フリーな場合は、好きな色を選ぶ子もいれば、制服から色を拾う子もいます。このあたりは好き好きですね。

 

↓超自由な学校なんかだと、黄色を持っている子も。黄色って夜道でわかりやすくて安全でいい気がします。

 

↓一方で黒、紺指定のある学校なんかだと、上の黒版とか

↓スポーツメーカーとか

 

 

 

↓女子だと、イーストボーイやオリーブデオリーブも多いですよね。(あ、下のオリーブはロゴがミントグリーンだけど、たしかこのタイプでロゴも黒いやつがあった気が…電車の中で某校の女子生徒さんがお持ちなのを見かけたことがあるので)

 

 

 

 

 

●サイズをどうするか

荷物が多めの学校だと、「30L以上がデフォルトでしょ」なんていうゴツイことが言われていたりします。

一方で、荷物は多いのだけれど、学校の置き場所の関係で「22~25Lくらいが主流だよ」という学校もあります。(普連土が確かそれくらいだった記憶があります)

 

↓荷物が多い部活の子だと40Lとかも!

 

●バックパックの場合、形をどうするか

バックパックの場合、スクエアっぽい形と、いわゆる上側がラウンド型になっているものなど、いろいろな形があります。

ここまで選べる学校の場合は、基本的にかなり自由なはずなので、好きに選んでしまってよいです。が、荷物が多い学校の場合(=30L以上を使う場合)は、スクエアっぽいものの方が、中をきれいに、かつたくさんいれられる、というので人気なようです。

 

↓上がラウンド形になっている22L。学校によってはこれぐらいのサイズがベストのことも。

 

↓22Lでもスクエアタイプあります。このあたりは好みや置き場所などにもよりますね。

 

●本当に自由な場合

最後に、もうスクールバッグから離れた、新手のパターン。

バッグが自由な学校の場合、テニス部の子などは、ラケットバッグにラケットから教科書類など全部を詰め込んでラケットバッグ1つで登校してくるなどということもあります。(バドミントン部だと小さくて入らないらしい)

 

 

まあ、最後のケースは特殊過ぎるので…

大体バックパックかショルダータイプかの指定、色の指定の2点を抑えたうえで、後はサイズなどから絞っていくのが一般的かなぁ、と思います。

 

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