ブログにお越しいただきありがとうございます。

認知症の方と音楽が大好きな、ケアマネピアニストのHitomiです。

 

ショックなことがありました。

認知症の男性Oさんが、施設に入所後にモノを壊すようになって

精神科に入院、そこで亡くなられたのです。

死因は未だわかりません。

 

もともと鏡職人で、真面目で優しいおじいちゃん。

新しく入所してきて不安がっている女性に

優しく声をかけていたのが印象的でした。

 

よくあるPTSD。

ものを壊す原因を丁寧に紐解いていったら

きっと緩和して穏やかに過ごせたと思うと

私担当の利用者さんではなかったけれど、後悔です。

 

今までもありました。

お風呂の温度管理、お薬の処方、言葉掛けの仕方、今回のような入院のさせ方など・・

エグい言い方をすると、

私たち援助者が殺してしまったのではないかと思う数々・・

 

どこの病院でも施設でもあることなのかもしれない。

でも、決して表には出てこない闇・・

 

私の心の深いところに

Oさんの笑顔が沈みました。