先日、友人が
「娘に殺されちゃって」
という話をしてきました
もちろん彼女は
元気ですよ~♪
彼女の高1の娘さんが
夢で
「ママみたいな人を刺して殺しちゃった。」
といったそうなのです。
「ママじゃないよ!ママじゃないんだけど・・・
ママみたいな人」
と一応母親に気を使ってくれたらしいのですが
「絶対私だよね~」と
友人は笑っていました。
笑ってる場合かっ!?
と思われるかもしれませんが
ユングによると
子供が自立をする時が来ると
自らの内なる母親に対して
「内なる戦い」をせざるを得なくなるそうで。
これは発達の通過儀礼として
欠かすことができないプロセス。
「母に依存する子供」
「母にコントロールされる子供」
から一人前の大人になるために、
自分を支配しコントロールする母親と対決し、
いわゆる「母親殺し」をすると言われています。
「母親殺し」と言っても、
もちろん直接的に
現実の母親を殺すという
意味ではないのでご安心を
自分の中にいる「ネガティヴな母親」を倒し、
母と子の関係から抜けだし、
一人前の大人として
踏み出すための通過儀礼としての
「母親殺し」なのです。
母親を殺す夢は、
母親からの精神的な独立を意味する夢
なのです。
彼女は心理士でもあるので
この意味を理解していたため
もちろん慌てたりせず
「そ~か、そ~か。べつに心配ないことだからさ」
と娘に話し
「とうとうきたのよ~。」
と周りにさらっと報告したのです。
母親を殺す夢は
比較的よく見られる
夢の一つと言われていますし
思春期だけではなく
いわゆるアダルトチルドレンと言われ
母親の支配や過干渉、脅しや策略に負けて、
自らのうちに「ネガティヴな母親」
をとりこんでしまった大人でも
自分自身を開放し、
自分の世界を取り戻すときに
見ることがあると言われています。
この夢を見るくらいになれば
アダルトチルドレンからの卒業も
間近となりますね。
一方で
「父親殺し」の場合は
古い文化を否定して
新しい文化を創造する心の働き
を意味しているのだと言われています。
ちょうど今
冥王星が逆行中で
もうすぐひとつ前の
山羊座に戻ります。
土の時代から
風の時代への変換期。
今回は行きつ戻りつを
一度ではなく2度繰り返して
来年の末に
やっと本格的な風の時代へ
入るのです。
もしかしたら
こんな夢を見る人も
多くなるかもしれませんね
星の力を借りて
簡単に、なるべく早く
周りの目を気にせずに
好きなことをとことん楽しみたい!
毎日楽しく過ごしたい!
という人は