さて。

我が家のチャールズ(種羊)が

お隣のパドックから侵入したプーチン(玉つき半ペット育成)との闘いに敗れ

死亡してしまう事件は

前回のブログを参照。


その後、

プーチンはうちに居座っております。

今のところ、攻撃はされていません。

しかしながら。

何となく距離のつめ方が微妙。

そして目が信用できない。

あわよくば、頭突きしてみようかなあー。というプーチンの声が聞き取れるわけです。

やはり、私はプーチンが好きではありません。

今から出産シーズンに入るので、

おっぱいやお尻を毎日チェックして歩くのに

プーチンがいやらしい場所にいてとにかく油断ならんのだ。

やはりプーチンはうちでは受け入れることはできません。


が。種羊は来年2月には必要になります。

数年前に種羊チャールI、フィリップを購入したのだけど、

その時は250ドル、300ドルでした。

今回もそれくらい覚悟してます。


そんなわけで。

売りにでてる羊をチェックしまくりました。

隣町ハミルトンで180ドルで売られていたので

電話してみましたよ。

オーナーの話では、、、

うちにはRAMが2頭いるんだ。

一頭は哺乳瓶で育てたし、

もう一頭もエサをパドックに持って行けば

すぐに寄ってきてとてもフレンドリーなんだよ!

電話の向こうのドヤ顔が目に見えます。


はー。

この人も家畜を勘違いしている…

ペット化した種羊は人間を怖がらないから

ホルモンが出始めたら危険なんだってばー。


やっぱりいるんだよね。

わかってない人たち。


私も一度ペットラムを種羊にしてみたくて

ピーターに懇願した事があります。

もちろんピーターはダメといいましたが

あまりにも私が懇願したから

許してくれたんです。

で、成長してからすげー攻撃的になった。笑

ピーターも子供の時に同じ経験をしたそうです。

多分、私はこの経験をしなければ

毎年懇願したと思う。

結末がわかってても経験させてもらえて感謝です。

ちなみに当時、

おちおち羊チェックしてられない。

あいつ、いつ攻撃してくるかわかんない!

頼む!今すぐ殺して!

今日、撃ち殺してもいい!

と言ったほどです。苦笑。


そうこう種羊探しをしている時、

たまたま隣町テアワムツから馬主さんが

厩舎にやってきました。

馬を見るためパドック案内しながら色んな雑談をしついて

プーチンの話をしたのよ。

彼らも、ペットラムは種羊にしたらあかん!

人になついた種羊なんて言語道断だよー!

と盛り上がります。


するとね。

うちに生後2週間がいるよ。

品種も色々いるから一度見においで。

と言ってくださったのです。


6月初旬に生まれたの!?

なんて早い出産!?

と驚くも、それだけ早く生まれたなら

来年2月3月の繁殖期には充分成長すると判断。

さっそく見に行きました。


すでに10頭以上生まれむちむち大きな子。

その中でビリーと呼んでいる男の子がいたの。


うちの羊はイギリス王室から名前をつけてます。

次の種羊はウィリアムにしようと思っていたのよね。

ウィリアムのニックネームはビル。

馬主さんがビリーと名付けた子と因果があるような気がし

ビリーを買い取ることにしました!

うちではウィリアムとかウィルと呼ぶと思いますが。


この子はまだお母さんのおっぱいを飲んでいます。

なので離乳してからうちに連れて来る事になりました。

2-3か月先になりますが、無事にウィリアム王子が見つかりましたよー。


ウィリアムが来る前にプーチンは

お隣にお帰りいただきます。

ただし、

プーチンはすでに侵入方法を学習してしまったので

再犯の可能性は否めない。

ま、次はさすがにお隣さんもパドックを隣接しないとこにするでしょう。

てか。

早く殺した方がよいと思うけどねえ。

プーチンに攻撃されたら人間だって怪我するし

下手したら死んじゃうよ?

これだけ話してもお隣さんは

あの子はキープすると言う。

これが、ホビーファーマーの恐ろしいところですな…


おまけ。

高いところが好き。

この子、いつもここにあがります。

かわいいけど。

お腹小さいのよ。

妊娠してないか、ものすごく遅い出産。

7月半ばにお肉になる羊です。





にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村