2023年の出産シーズンも

終わりに近づいています。

我が家では9月19日に2頭の出産がありました。

 

1人目は2022年のペットラムだったエリザベス。

エリザベスは朝10時くらいから破水しました。

同パドックにいたのは2022年に4つ子の一人として

生まれた子。この子は命名されていなかったのですが

いろいろあって名前をつけたのが昨日。

イレギュラーですが生後1年してから名前が付きましたよ。

4つ子でペットラムとして育ったのはダイアナなので

こちらの子にはジェーンと名前をつけました。

イギリス王室のダイアナ妃の姉妹のお名前です。

 

夕方仕事から帰宅するとエリザベスはまだ出産してません。

破水から6時間たっていましたので

赤ちゃんを引っ張り出すことにしたよ。

その横でジェーンが破水してました。

なので2頭ともベイビーキャッチしてしまうことに。

 

まずはペットラムではないジェーンを先に捕まえる。

大人しい性格の羊でエリザベスと一緒にいたので

もともと近づくことはできました。

なのでそれほど苦労なく捕まえた。

赤ちゃんはすぐそこまで下りてきているんだけど

まだ膣口がかたくて出産の準備中だったみたい。

それでも、もうここまでしてしまったので

かわいそうだけど強行で出産させてしまいました。

ごめん~、ジェーン!タイミングのジャッジが

甘かったよね~。。。。

生まれたのは大きな女の子。

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おめでとう!ジェーン!

 

そしてエリザベス。

こちらは完全に出産準備はできていました。

なのですぐに取り出すことができたよ。

でも出産や陣痛がよほど痛かったのか

ガリガリ地面を掘ってなかなか子供の面倒を見ようとしません。

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二組の距離はこんなに近い。

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ジェーンは子供を呼ぶためによく泣きます。

新生児はその声に反応して母親のもとへ行くのです。

すると、エリザベスの子供まで

ジェーンのほうへ行くではありませんか。

さらには1週間前に生まれてペットラムになった

エドワードまでジェーンへ寄っていき

おっぱいまで飲んじゃっているのよ。。。

ジェーン、サービスしすぎだって!苦笑。

 

微笑ましいことではありますが、

さすがにエドワードのもらい乳はアカン。

だってさ、貴重なクロストラムミルクは

新生児に必要なのに、

エドワードに全部飲まれてしまう!

サイズは同じでもエドワードは

生後1週間ですから動きが違いますもの。

 

そんなわけで、エドワードは隔離。

そしてふたりの一人っ子たちは・・・

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ジェーンのもとへ。

 

とはいっても、

ジェーンは自分の子供をちゃんと認識しています。

白くて大きいほうがジェーンの子、

汚れていて小さいほうがエリザベスの子。

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自分の子はよくなめてあげるから

綺麗になったけれど

他人の子はなめてあげないので汚れたまま。

だけどどついたり意地悪はしません。

エリザベスの子も一生懸命くっついていくから

おこぼれおっぱいをなんとかもらえている状態。

その姿はほんとけなげよ。

「私をあなたの子にしてください!」って感じ。

 

この養子縁組、うまくいくでしょうか。。。

当面はキープウォッチングです。

 

追伸。

エドワードはその後エリザベスのパドックに投入。

ここでもエリザベスのおっぱいをまさぐり

もらい乳へいく生命力の強いヤツです。笑。

こちらでも養子縁組が成立すれば万々歳なんだけど

そうはいかないだろうなあ。。。

 

 

 

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