３月はなんだかパタパタと過ぎてしまいもう４月。
あっという間に時が過ぎすでにイースターですねぇ。
こちらニュージーランドは秋です。
馬のカバーはサマーシーツからレインカバーに変更。
リオ君は真新しいブルーのレインカバーを新調です。
コバルトブルーがよく似合う( *´艸｀)
さて。
すでに２度、２歳馬の王者決定戦である
ヤングガンというシリーズのレースに出ていました。
このレースは合計４回あり、
最終回はG２レースになっています。
この最終回にむけて調整していたのですが、
３回目のレースに行く数日前に
「あんよが痛い」と言い始めたリオ君。
まさかのフットアブセス・・・(>_<)
ノミネーションはしていましたが前日にスクラッチしました。
スクラッチを知ったドライバーのベンも残念がっていたよ。
ベンはリオの主戦ドライバーで
トレーニングもワークアウトもトライアルレースも任せてるからね。
本番レースは第１回のみ。
第２回は操縦停止処分期間だったのでドライブできず。
いずれにせよ、
シリーズレース最終回はその２週間後でしたので
大事をとることにしたのです。
レースに行かないなら、日中の暖かい時間は
裸ですごさせてあげようとカバーを外します。
いい馬体してるよね～。
パドックに放すと即ゴロゴロして
気持ちよさそうに背中やお尻を地面にこすりつけていました。
すでに蹄鉄はとり、爪の裏から膿を出し様子を見ます。
レース日には９０パーセントくらい回復していましたので
スクラッチの判断は残念だけど打倒と思っています。
その後、１００パーセント回復してからトレーニング開始。
すこぶる調子がよくこれなら勝てる！と誰もが確信していた。
「誰が優勝候補だと思う？」という質問に
即答で「リオだろ！」と帰ってくるほどの出来栄えでした。
そして来たる最終回もノミネーション。
最高の仕上がりで厩舎陣営は期待大！
気になるドロウは２！
第１回、第２回のレースはスタート位置が悪くて
がっかりしていたのですが、最終レースでドロウ２。
グッドラックがやってきた！と思わずガッツポーズもでます。
ところが。。。
レース前日に「あんよがまた痛い」と言い始めたのです。
え～～～！！！今？このタイミング！？
蹄鉄をとりチェックすると同じ場所が痛いと。
フットアブセスがまたリオ君を悩ませていました。
悩んだ結果、、、、スクラッチ。。。(T_T)
仕方ないです。まだこの子は２才馬ですから将来がある。
１００パーセントの状態でしかレースには出したくない。
レース当日もパドックでは走り回っている。
でも１００パーセントじゃない。
９０パーセント以上回復はしているんですよね。
ここで無理にレースに連れて行って
痛いところをカバーして足首とか
違うところが痛くなるのは避けたいのです。
致命的なケガを負うリスクがあるから仕方がない。
今は爪の裏だけだからすぐに治る痛みですしね。
「あれ？また裸にしてくれるの？」って言ってる感じ？
朝日に照らされてピカピカしております。
写真では見えにくいのですが、
体中に黒い斑点が浮かび上がっていました。
黒い斑点ってね、調子がいいときに出てくるんですよ。
これを見た厩舎陣営、またしても悔しがる。
「くそ！くそ！くそ！！こんなにコンディションいいのに！」
もちろん私も。。。。
あーーーーーーー。。。。
残念！残念！！！残念すぎるーーーーー！！！
そんなわけで、
リオくんのG２レース参戦はかないませんでした。
このレースの後はノミネーションできるレースが
なくなります。
レースの条件はいろいろあって、
トロッターかペイサーか とか
レイティング だったり。
ですからヤングガンが終わったら放牧に行く予定は
すでに決まっておりました。
そんなわけでリオ君は３月２７日からファームで
放牧をしております。
トレーニングをしないで、食っちゃ寝を繰り返す
リフレッシュタイムです。
筋肉は落ちますが、お肉はつく。
トレーニングが始まれば、
すぐに贅肉は落ちて筋肉になりますから
それは気にしません。
ひとまず英気を養って！
また入厩してくるのを楽しみにしてるよ、リオ君！