いつの間にか3月、
ここニュージーランドは秋。
今年の夏は、なんとなく過ぎて行ってしまった。
とにかく雨の多い夏で、
気温も30度超えることは一度もなく、
なんだか不完全燃焼です。
さて。
3月と言えば、
羊さんたちの恋の季節。
我が家の羊さんたちもそろそろ・・・(*^_^*)
今シーズンの種羊は本来迎え入れるはずだった
お隣りさんの去年生まれた男の子が、
まだ小さすぎてうちの熟女羊には乗っかれないのでは?
という理由から急遽違う雄羊を投入することになりました。
写真左の子、
まだあどけなさが残っている状態でしょ?
そして。
お隣りさんリンディが昨シーズン使っていた種羊は
一時期フェイシャルエクシマになり
甲斐甲斐しく治療をし背中を掻いたりしてあげていたそうです。
が。
なつきすぎてリンディをパドックで襲うようになってしまったの。
これ、よくあるパターン。
ペットのようにかわいがっていて
「うちの羊は大丈夫!」といいつつ時期がたつと
狂暴になる種羊ってやつですね。
タマナシくんや女の子は大丈夫なのですが
種羊はホルモンの関係で狂暴になってしまう・・・。
そんな狂暴な種羊をうちで預かることになってしまいました。
今のところ、私に対しては襲ってきたりしません。
種羊君はきっとリンディしか攻撃する人間がいないのでしょう。
しかし油断は禁物。
かなり気を付けていますよ。
だって。目が。。。
かなり性格の悪い目なんでね・・・。
大きなタマタマがぶら下がっていてイカツイ種羊くん。
全然、かわいくない。。。(>_<)
うちでも哺乳瓶で育てた子を種羊にしたいと
私がピーターに懇願したことがありました。
狂暴になるから駄目だと言われたのに
どうしても!!とお願いしてやってみたの。
そしたら、やっぱり狂暴になって
私もピーターも何度も襲われたしwww
出産介助のときに種羊がいつ襲ってくるかもしれないと
ハラハラするのも嫌でしたから
出産時期の前にお肉になってもらいました。
ま、一度はみんなやってみたい
「自分で育てた男の子の子孫を」ってやつですよ。
リンディの預かり種羊くんは、女の子の臭いを
嗅ぎまわっていますがまだジャンプオンの姿は見ていません。
これで、役に立たなければお隣りさんにお返しします。笑。
リンディは、この種羊はお肉にせず
ちゃんと埋葬してあげたいんですって。
今、種羊君がうちの熟女たちにジャンプオンしてくれたら
7月に出産が始まります。
去年生まれた女の子たちはまだ小さいのでおそらく
あとか月くらい先じゃないと
妊娠のできる体にはならないかなと思っているので
まだ別パドックで管理していますが、
現在種羊君は2018年生まれ~2021年生まれの
熟女パドックでハーレム状態です。
7月の出産シーズンが始まると、
私は毎朝羊をチェックしてから仕事に行くことになる。
真っ暗なパドックでは懐中電灯は必須。
今まで使っていたのは
かなり遠くまで照らせて、銃にも装着できるタイプでした。
GUN CITYというライフルの専門店で購入したのだけど
お値段は100ドルくらいでけっこう役に立ったのよ。
が、先日壊れてしまったので
新しいものを購入することにしました。
明るさの度合いをあらわすルーメンが
2000くらいのものを買おうと思っていたんですよ。
で、リチャージブルのものを探していたんだけど
250ドル超えとか当たり前なんですよ。
パドックを遠くからしっかり照らすことを考えると
光が遠くまで届かないと私の使用目的には値しないので
ここはケチって安物買いの銭失いにはなってはいけないところ。
最低限の目標、2000ルーメン、リチャージブルで
見つけた懐中電灯はこちら。
140ドルなり。。。。
日本なら1万円超える懐中電灯見つけるほうが
難しんじゃない?なんて思っちゃったわ。
それでも、出産シーズンには毎朝使うものですので
妥協はあまりできませんしね。
出産シーズンはまだ先ですが
備えあれば患いなしですからね~。
今から小さなぬいぐるみのような子羊を抱っこするのが
楽しみでなりません(*^_^*)