今朝5時、パドックへひつじの点検へ行くと

母羊の声が聞こえました。

 

羊の声って「メーーーー」だと思いますよね?

英語だと「バーーーー」なんですが、

今朝の声はどちらでもないの。

「フーン、ムフフフ・・・ムフフフ・・・」という声。

この声を聞きあゆおばちゃんはにやけてしまった。

だって、これは子供に話しかけるときの声なんだもん。

 

どこかで新生児がいるはず!

と探してみると雨風よけ用のシェルターにいました。

何頭生んだの!?と近づくと。。。。

3頭ちっさいのが泥だらけになっていました( *´艸`)

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すぐに性別確認。

女の子~、男の子~、そして女の子~(*^_^*)

サイズは2頭がまずまず。

最後の女の子だけ二回りほど小さいけれど

生きていくには十分な大きさでした。

だけど、おっぱいは二つ。

多分、おっぱい戦争に負けちゃうんだろうなあ。

 

できる限り母親に育てさせたいので

哺乳瓶を持っていき母親の近くでミルクの補充をします。

様子を見てレスキューするか育児手伝いをするか

決定します。

 

お昼に仕事から帰宅しパドックを見ると

ラムちゃんの数がやたら多い。

え?どのお母さんとどの子羊が親子!?

よくよく見ると、他にも三つ子が生まれていました!

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こちらのサイズもまずまず。

三つ子にしてはみんな少し大きめでした。

先日脱腸して外陰部を縫い付けていたお母さんでしたので

11時くらいにピーターが縫合を切り

2頭中から引っ張り出したそうです。

が、その後、もう一頭自力で産んだそうで。

「俺は双子かと思っていて最終チェックしなかったんだ」と

話していました。

いずれにせよ、みんな元気でよかった。

性別は、男、女、男。

パワーバランスも同じくらいでしたので

三つ子とは言えども一人だけ

ミルクを飲みそびれるってことは、なさそう。

 

そんなわけで、母羊4頭が入っていた

小さいパドックには8頭の子羊が生活することになり、

かつ、二日前の出産1頭と今日の出産6頭は

大きさもさほど変わりなく。。。

誰が誰の子だかわからない状態に・・・

 

夕方、チェックに行くと子羊たちが

てんでばらばらのとこにいるじゃありませんか。

この日齢で離れすぎている距離なので

母親のところに連れて行ったりしますが

その時の反応で怪しいものを発見。

 

母親が1頭だけ頭突きした。。。

「あんたは私の子じゃないでしょ!」という意味です。

 

あっちゃーーー。

母親が自分の子供を他人の子と勘違いしちゃって

育児放棄始めてしまった。。。。

その男の子、しばらくしてちがう母羊のもとへ。

すると甲斐甲斐しく面倒を見てくれる!

しかし、彼女もまた3人の子持ち。。。

フォスターをしてもらうには荷が重すぎますね。。。

 

というわけで。

朝産まれた三つ子の中から

一番小さかった女の子、

そして昼に生まれた三つ子の中から

頭突きされていた男の子を

レスキューすることに決定しました。

 

お母さん羊は、子羊2頭ずつ育ててもらいますよ。

おっぱい二つしかないからちょうどいいわね。

あゆおばちゃんも2頭担当頑張ります(*^_^*)

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