たいてい、土曜の朝は仕事終わりにブランチを

食べにカフェに出かける我が家の恒例行事。

昨日は朝の仕事が長引いたので

ランチを食べに行きました。

私は朝5時半から12時まで仕事で

ピーターは11時半くらいに職場へ合流しに来ます。

 

開口一番にピーターが言った言葉。

「脱腸しとった。」

私は「生まれたぞ」を期待していたのに

出てきたものはラムちゃんではなく内臓。。。

がっかり。

当事者の羊は出産がなり近いので

「腸を引っ込めてストッパーつけた?」と聞きましたが、

「いや、引っ込まなかったから縫うことにした」って。

 

今までもステッチの経験はあるけれど

麻酔なしで外陰部を縫い合わせるので

当然羊は痛がり逃げようとします。

だからそれって二人でやることが多いんだよね。

だけど「もうやっといたぞ」と。

理由は母羊が弱っているように感じたため

私の仕事が終わる2~3時間を待たず実施したそう。

それは、良い判断だったね。と

偉そうにほめるあゆおばちゃん。苦笑。

でも、逆に言うと、一人でできるくらい

母羊に力がなかったってことなんですよねえ。

出産が無事に終わるまでは心配要素が続きます。

 

帰宅後は家にも入らずパドックへ直行。

もう、心配で心配で、

ランチなど食べている場合じゃない心境。

パドックを見ると。

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新生児、零れ落ちてるじゃない!

よかったーーーー。

脱腸発見からの縫合して、すぐに出産があったのね!

と思って近くに寄っていきました。

 

母羊のお尻を見るとステッチがない。。。

そばにいた出産待ちの羊をチェックすると

そこには縫合された羊がおりました。

別の羊の出産だったwww

 

何はともあれ。

3頭目の出産で生まれたのはシングルの男の子。

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これ、また、でかい!

計量はしませんが、

あゆおばちゃんの手の感覚で確認します。

1頭目のシングル女子よりでかいなあ。

この子はすでに行き先が決まっています。

ご近所さんリンディのファームの羊と

交換することになっているんです。

 

リンディからは今年生まれた男の子を

タマタマがついた状態でもらいます。

違う品種の種羊を掛け合わせたいので

離乳後にうちに連れてくるんです。

自分のところで生まれた羊を種羊にすると

近親交配になってしまうので

過剰な近親を避けるためにもよそから手配するの。

 

うちには昨年あたらしく種羊として購入した

イングリッシュレスターのフィリップ君がいますが

脱腸を発見してしまい不安要素があります。

男の子の脱腸は珍しいケースなんですよ。

なのでフィリップ君は今シーズンのお父さんになるだけで

交代させることを決めていました。

250ドルもしたのに~!と金勘定をしてしまうけれど

繁殖期に死んでいたり健康不安になったりするよりいい。

 

3番目の出産の男の子は、やはり離乳してから

リンディファームに行き、そこで大きくなってもらいます。

生まれたときからこのサイズなら

よいクリスマスディナーになりますよ( *´艸`)

 

 

 

 

 

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