さてさて。
8月から始まっていた羊の出産。
ちょっと働きの悪かった種羊のせいか、
季節・気候による牧草の成長のせいか、
繁殖シーズン前に羊たちに病気が発生したせいか、
色んな要因があるのですが
2021年の出産は遅く始まりました。
11月の第一週。
まだかなまだかな~と待っていたこのEWE。
ベリーアウトのハプニングもありました。
毛刈りをしてしまったので簡易器具の装着ができず
外陰部を縫い合わせて脱腸を止めていましたが、
やっと生んでくれたよ。
男の子と女の子を産んでくれた( *´艸`)
サイズは小さいけれどツインの平均的な大きさだし
元気な子供たちなのでハナマルです。
そして、昨シーズン、一番最初に出産した
ミルク品種のお母さん。
今シーズンは最後の出産でした!
こちらは大きなサイズのシングル男の子。
昨シーズンも大きな男の子だったので種羊に選んだんだった。
鼻の周辺が腫れぼったいので
もしかしたらフェイシャルエクシマの要因を抱えているかもしれない。
出産後は体力も落ちているし、子羊のおっぱいのため
体力を削ることになるので要注意でみておかないと。
互いの子供が近寄って威嚇することはめったになく
仲良しグループになっています。
この写真なんてまるで一人のお母さんが
3頭とも面倒みているみたいよね~。
生まれてすぐの子羊って
耳とかピンクに透けていてかわいい( *´艸`)
毎年何頭も見ているけれど
かわいくってたまらないです。
とおもいきや。
こんな子が生まれたよ。
まるでアイライナーをひいたみたいな目!
こんなにはっきり黒くなるのはちょっと珍しくって
写真を撮りまくっているあゆおばちゃんです。笑。
ひとまず。
全頭出産完了!
流産、死産なども多かったように感じますが
蓋を開けてみると
出生率は140パーセントを超えていました。
ホビーファームなのでこの出生率なら
まあ、喜んでもいいかな。
1頭からシングルが生まれると100パーセント。
双子が生まれると200パーセント。
三つ子なら300パーセントという計算の仕方ですが、
流産などは母数に含みません。
ご都合主義な計算の仕方?と思いがちですが、
人間も流産は出生率計算に入らないでしょう?
ファーマーとしてはこのパーセンテージがあがると
自己評価につながる数字なので
なおさらでしょうね~。
そんなわけで。
2021年の出産終了~!
今後は、母親のコンディションをよくするために
牧草の管理や離乳の時期を操作していきます。
ほおっておくといつまでたっても乳離れしない子もいるので
お母さんたちが太ってくれないんですよね。
来シーズンの種付け前には良いコンディションに
戻してあげたいので今からその辺の準備が
はじまります。
とはいえ、出産シーズンが終わるとひと段落。
あゆおばちゃんは、少し休憩できます(*^_^*)
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