ここ数日、ケンブリッジは

暖かい日が続いています。

春に入り始めたあたりから

あちらこちらで見かけるフェイスブックの

ポスティング。

それは「分蜂」です。

 

そんな時期なので

うちの蜂たちももしかしたら分蜂するかも?と

思っていたのです。

女王が卵を産んで孵化するまでの期間を考えると

巣箱の点検は2週間に一度したほうがいい。

しかし、その時間が取れなかったんですよね。。。

 

内に設置している巣箱は異変があれば

すぐに対処できるのですが

知人宅に預けているやつはそうもいかない。

蜂の知識がなければ分蜂の前兆とかも

わからないだろうし。。。

で。

案の定、分蜂されてた。。。

 

一つの巣箱に女王は基本的に一人だけ。

もしも2番目の女王が生まれてしまうと

旧女王は群れを半分引き連れて

よそへ引っ越ししてしまう現象が分蜂です。

 

引っ越し前は巣箱が騒々しくなります。

偵察蜂が引越し先を探して目星をつけてから

移動が始まりますが、

その際採取していた蜂蜜なんかも

しっかりと持って行きますので

何日間かは生き延びれるように工夫しているのよ。

引っ越しのときはいっせいにいなくなる。。。

で、途中で枝にとまったり、壁にとまったりもしますが

その時は女王が中央にいます。

知人のデータですが、10個の分蜂を捕まえた年、

クイーンレスの群は3つだったといいますから

そこそこクイーンがいると考えていいんじゃないかしらね。

 

うちのハイブはすでに軽くなっていて

蜂の数が激減していたので

もうなすすべはなし。

仕方がないとあきらめるしかありませんね。

 

そんなわけで。

頻繁にフェイスブックを今見ているの。

「分蜂コミュニティ」があってね、

「○○の木の上に分蜂がいるの。

詳しく知りたい人はメッセージしてくださいね」的な

ポスティングがあるんです。

で、昨日。

うちから車で10分程度のところで分蜂があったと

書き込みがありました。

 

写真を見ると、セカンダリースウォームっぽいなあ。

サイズが小さいでしょ?

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でも、上手につかまえて、上手に育てれば

群は成長できるはず!

 

というわけで。

コレクトに行ってきました!

 

木の枝にぶら下がっていれば簡単だけど

今回くっついているところはポストなので

柔らかいブラシを持参して払い落しました。

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払い落したときにこぼれた蜂たちが

女王のフェロモンにつられて

巣箱の中へ入っていきます。

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このまま暗くなるまで待てればいいけれど

他人の土地だからそうもいかない。

戻ってこなかった蜂たちは置いてきぼりになってしまいます。

ごめんよ~~~~~。

 

一晩明けて。

我が家での蜂たち。

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何とか落ち着いてくれるとよいんですけれどね~。

 

この群、小さな群ですが

おそらく女王はどこかにいるんじゃないかと

感じています。

なんとなくです。ほんと。

そして、性格がとっても穏やかな群でした。

 

分蜂コレクトのときにブラシではらったりすれば

けっこう怒り始める子がいるはずなんですけれど

ほとんど攻撃してこなかったもの。

こういう穏やかな群、大好きなんです。

 

どうか、うちの家族になってくれますように。

 

女王がいるかいないか。

女王がすでに交尾を済ませているか。

交尾していなければ、再び飛来するが

その際鳥などに捕食されないか。

巣箱に戻ってきて無事に繁殖を始めるだろうか。

 

などなど心配事はたくさんありますが

私はただ待つしかありません。

2~3週間してからインスペクションして

たまごが生まれているかを確認するしかない。

もしくは女王を探し出すか、、、ね。

 

 

 

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