さて。

8月7日に出産を終えていたEWE。

双子を授かって順調に成長しているのですが

お母さんのほうが

フェイシャルエクシマを発症してしまいました。

 

子供を産んだばかりのとき。

image

 

発症して顔が腫れている状態。

image

 

この後、トリートメントはしていましたが

どんどんやせ細っていくEWE。

皮膚や粘膜はただれています。

目、鼻、唇、おそらく口の中も。

外陰部もただれている状態。

image

この写真が回復したピークでしょう。

 

その後、さらに悪化しています。

image

ここ数日は口が閉じなくなっています。

 

前から見ると

image

 

まだ走れます。

まだ声も出せます。

まだ食欲もあります。

まだおっぱいも出ています。

 

しかし。

子羊がやはり痩せてきました。

 

私はこのEWEのリカバリーはかなり難しいかと

考え始めています。

病気と闘いながらの授乳も彼女にとっては

命を削っている状態でしょう。

 

子供を引き離せばもしかしたら

リカバリーできるのかもしれませんが

いずれにせよ、ここまでひどくなったということは

かなり肝臓のダメージがあるはずなんですよね。

 

人間で考えると肝臓って少々切り取っても

生きていける臓物ですよね。

でもダメージが大きすぎるとやはりだめ。

私は医者でも獣医でもありません。

すべては経験と勘で羊を育てているのですが

このケースでは生きながらえたとしても

相当体に負担のかかる状態ではないかと察しています。

 

苦渋の決断。

 

image

 

こんなに大きくなってしまった子羊を

母親から引き離しました。。。

ごめんよ、お母ちゃん。

ごめんよ、ランボー。。。

 

今後はペットラムとして哺乳瓶でミルクをあげて

大きくなってもらうことになります。

 

生まれたのは遅いけれど

先にペットラムになったアンとチャールズと

同じように育てるってことね。

image

 

体のサイズがかなり違います。

彼女たちは健康体で普通のサイズの双子で

かたやアンとチャールズは超未熟児の三つ子で

生まれたのは8月16日ですからね。

 

お母さんのおっぱいと吸い心地のちがう

哺乳瓶のゴムの吸い口。

嫌がるだろうけれど慣れてもらうしかありません。

 

ペットラム用にミューズリーも置くことにしました。

緑の草、ミルクと併用して食べてもらいます。

 

新しく仲間になった彼女たちの名前は

「サラ」と「ソフィー」です。

イギリスのエリザベス女王の

実子からいただいた「アン」と「チャールズ」に加え

アンドリュー王子とエドワード王子の奥様のお名前です。

日本では「サラ」?「セーラ」?

「ソフィー」?「ソフィア」?

どうやって呼ばれているのかしらね?

カタカナの名を文字に起こすと

「ヘネリー」が日本では「ヘンリー」って書かれてたり

「ミーガン」が「メーガン」って書かれていたりする。

実際にしゃべるとどちらでも通用するんですが。

 

サラとソフィー、顔がそっくりでねえ。。。

耳の色が少しだけ違うってくらいで遠くからは

見分けがつきません。

色の違うリボンをつけたいところだけど

ニュージーランドはロックダウン中なので

文房具の売っているようなお店は開いていないんだよね。

もちろんペットショップも開いていないので

犬や猫の首輪も買えない。。。

着なくなった服でリボンを作ろうにも

女の子系のかわいい色の服を持っていない

女子力相当低めのあゆおばちゃん。

 

このブログを書いている今、

外でサラとソフィーの叫ぶ声が聞こえます。

お母さんを探している声です。

ああ。

罪悪感。。。。。

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村