レベル2 26日目のニュージーランド。
本日の首相会見では、
レベル1への移行が発表されました。イエイ!
全世界ではまだまだコロナ感染者が出ている中、
ニュージーランドはずっと感染者ゼロ。
政府の素早い対応、そして補助のおかげです。
この国に住み、国籍の違う私までその恩恵をうけ
生活させていただいていることに感謝です。
さて。
現在、あゆおばちゃんは
ライフルの仕事と馬の仕事を掛け持ちしております。
ライフルの仕事は、基本的に自宅で。
そしてライフルの会社には
馬の仕事をしていることは言っていません。
なぜかというと、馬の仕事は「お手伝い」だから。
公にしてはいけない。と言いつつ
ブログで堂々と書いちゃっているけどね。
馬の仕事は、心底楽しいと思えます。
過去に働いた育成厩舎、繁殖牧場も楽しかったのですが
現在のアーナステーブルは姪のところでもあるので
とても気が楽に働けるのです。
何が違うかって?
1 馬の種類
ギャロップの馬はサラブレッドという品種ですが
ハーネスレースの馬はスタンダードブレッドです。
スタンダードブレッドはサラブレッドよりもおとなしいの。
2 初期調教
アーナの馬は彼女の父上が初期調教をする場合が多い。
馬の扱いがやさしいので
入厩してきた馬たちも落ち着いています。
この初期調教の影響はかなりあります。
3 調教
アーナの馬の扱いは父親仕込み。
やさしく、かつ強く。メリハリのある調教が
さらに良い馬を、そして温厚な馬を作り上げてくれます。
4 調教時間
ギャロップの厩舎は朝4時半開始でした。
アーナの厩舎は6時開始。
そして私は忙しくなる7時15分から3時間のみ
仕事をします。
その時間帯だと前日の夜に寝る時間を気にしなくてもいいのよ。
普通の生活時間帯で馬の仕事ができるなんて最高!
5 モーニングティ
ギャロップの厩舎は、4時半から10時くらいまで
ぶっ続け、休憩なしの仕事をしていました。
かたや、アーナのステーブルは
全員が完全に仕事をストップして座って休憩する時間を
作ってくれます。
さらには、パイやソーセージなど軽食も全員分準備してくれます。
これ、本当にパワーが出るんですよ~。
休憩、食べ物、飲み物って体を使う仕事していると
本当に大切だと思います。
6 フェア
仕事の割り振り、オーガナイズがうまい。
大きな厩舎で働いていると、
ワーカーの行動に目が行き届かなく
働く人はとことん・サボる人は
ノラリクラリというパターンが多いのですが
アーナは本当にフェアに仕事を割り振ってくれます。
サボる人が1人もいない厩舎なんて見たことない!!
居心地が良すぎて、楽しすぎて
仕事の後は
車の中で笑みがこぼれてしまうほどなんです。
調教を終えた馬サマーちゃん。
調教の後、体を丸洗いして
マレーシス(黒砂糖みたいな香りのジュース)を
あげています。
全頭が飲むと毎日ドラムが空になります。
朝日を背負い、調教トラックへ。
私がドライビングしているレイシーちゃんは
すでに競争を引退しています。
ヤングホースをリーディングしたりするのに
よいペースで走れる馬が必要なんです。
今日、レイシーをドライビングしたけれど、
ドライブ自体、4年ぶりくらいかな?
手綱の持ち方、忘れてたし!!!笑
乗馬用の手綱とは違うからね~。
レイシー、たぶん以前ドライブしたはずなんですが
ずいぶん、口むきが固くなっていました。
これ、けっこう強く手綱を持たれていたんでしょうね。
私も久しぶりだったので、
あまり手綱を許してあげれなかったわ。
もっと柔らかく持って口を譲らせることができれば
いいんだけどね~。
ちょっと専門的すぎる内容でしたね。
ギューギュー引っ張っていると
馬の口がそれに慣れちゃって
お口の感覚がばかになるってことなんです。
何が一番苦労したかというとね。
カートに乗り込むとき。。。
足が・・・あがらん!
股関節がかなり固くなっていてまたぐのに
時間がかかる。。。
見ていた人たちは私の滑稽なまたぎ方を見て
大笑いしていたよ。
筋トレじゃなく、ストレッチしないとだめだなあ。
アラフィフになると体も固くなるもんだ。。。