そういうわけで。
先日「お尻にウジムシ」のことをブログアップしたのですが、
引き続き、マニアックなネタでスミマセン。
うちの26頭の羊たちは
繁殖用のお母さん羊13頭、
繁殖用の種羊1頭、
2019年に生まれた今後繁殖用になる女の子7頭、
2019年に生まれたお肉になる男の子5頭。
趣味の小さなモブでございます。
大きな羊のファームでは定期的にドレンチなどを行いますが
うちのような頭数の少ないホビーファーマーは
個体を見ることが簡単なので
「あれ?変だな?」と思ってから処置をすることが多いです。
今回は、フライブロウ(背中にウジがつく現象)の処置に合わせて
ドレンチもしようね~と予定通りの行動でした。
ドレンチってのは「虫下し」です。
参考までに。
ちょっとえぐいよね。。。
テープワームってあまり耳になじまないと思うので
日本語でいうと「サナダムシ」でございます。
作業をするためにヤードに羊を入れたらね、
そのうんこの中にテープワーム発見!
上に写真ほど大きくは育っていないけれど
しっかりとうねうねしたものになっていました。
イメージでいえば、山梨名物ほうとうがうんこのなかで動く感じ。
(山梨のかた、表現に使って申し訳ありません!)
ヤードではばたばたと作業をしていたので
写真を撮る暇がなかったのだけれど
その後、パドックでじっくりうんこを見ていたら
案の定、おりました。
わかる?
まだ細長くは成長していないけれど
明らかにうんこに異物がいるでしょう?
ドレンチはとっても簡単にできます。
これでおなかの虫は間もなくいなくなるでしょう。
ただし。
ドレンチをした後のお肉はすぐに食べれない。
2019年に生まれた5頭の男の子はお肉対象で
すでに3頭はイートフルなサイズになっていますが
このドレンチがあったので彼らにはもうしばらく
パドックで成長してもらうことになってます。
ラッキーボーイズだね!
ちなみに我が家は本業で営んでいるわけではないので
「キロ、なんぼ」という計算をしません。
肉質、なんぼ。
脂の量は他牧場のより薄めで
骨付き肉の重量は18~20キロ程度目標にして
フリージングワークをするから
スーパーで買うお肉よりもずっとおいしいのよん(*^_^*)