ずうっと前から計画だけはしています。
「ニュージーランドで不動産を買う」ですが
ブログ上に紹介は一切していませんでした。
 
私が買いたいのは「ライフスタイル」。
田舎暮らしです。
「家を買う」というよりは「土地を買う」ほうがメインです。
だって、家は後から自分で建てればいいでしょ?
でも、電気と水道はあらかじめ開通されている
土地を選ばないとのちのちひどい目にあいます。
 
となると、必然的に
「気に入った土地の中にどうでもいいから家が建っている」
という場所を探すことになるんです。
 
我が家の近くでは
ライフスタイルブロックが何件か売りに出されている。
19ヘクタール。
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136ヘクタール。
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広すぎますよね。。。
「もっと小さなセクションでいいんだけど」と
たまたま19ヘクタールを売りに来ていた不動産屋に言うと
「そこに2ヘクタール売り出しているよ」と
情報をもらい、さっそく見に行ってきたのです。
 
 
 
リーフレット上だと・・・・
 
家はきれいめ。
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充分なサイズの物置もありました。

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実際に行ってみると。

 

ゲートを通過してまずは物置。

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作りはかなりしっかりしていて

ワークショップに使うなどいろんな使用方法がありそう。

水と電気も通っているとのこと。

谷間にあって日当たりはかなり悪そうです。

 

 

写真 物置の右側をご覧になって。

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急な上り坂 the砂利道。

ここからは車一台分しか通れない

プライベートロードですね。

 

物置から車を走らせて家にたどり着くのですが。

下から見ると家はこんなところにあります。

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ものすごい高低差の土地に
下と上に分かれて物置と家があるのです。
そして平たい土地は物置周辺と下のパドック一つ。
崖の上の家周辺のみ。
家の裏だって急こう配で草刈りも相当大変だと
見てわかるくらいでした。
 
リーフレット上で「羊15頭くらい管理できる土地アリ」と
書いてはいるのですが、いやあ、違うでしょう。。。
羊はだいたい7頭1エーカーで管理できると基準されてます。
でもこの土地、牧草のあるところ少なすぎ!
 
ネイティブブッシュもたくさんありますが
片足のピーターはとうてい歩けるようなところじゃない。
私ですらその急こう配はおそらくロープとか利用して
下れるって感じでしたね。
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写真右側のブッシュが敷地内のネイティブブッシュ。
こういう土地はヤギ、ヒツジ、シカは大丈夫ですが
牛は無理でしょう。
 
そして崖の上の家。
周辺は平たい土地がすくない。
これじゃあ、ベジガーデンもかなり小さく作るしかない。
家の正面はきれいにしておきたいので
脇とか裏とかに作ることになりますよね。
でもって急こう配。
 
家の裏から見える景色は素晴らしいのです。
(写真で見ると正面にあたる)
そこをきれいに保つにはきれいに草刈りをした
芝生を維持しなければなりません。
「この坂、どうやって草刈りしたらいい?」と
その場で話し合ったほどね。。。
急こう配すぎて草刈りも危険。。。
 
家は3ベッドルームと書いてありましたが、
実際に見てみると・・・。
「これ、2ベッドルームだよね?」と不動産屋に
突っ込みました。
「いや、押し入れがあるからこれが三つ目の
ベッドルームだよ」という不動産屋。
ややや。オフィスサイズですよ。これは。。。
 
薪ストーブがあったのはグッドポイント。
それもウイートパック!
薪ストーブを炊くと水道管に連結されていて
ホットウォーターを作る仕組みになっています。
それは後々の電気代を浮かせる大きなポイントです。
 
バスタブがあったのもグッドポイント。
やはりワタクシ日本人。
たまにはお風呂に入りたいです。
 
家自体は築17年。
良い家でしたよ。
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車2台分入るガレージもありました。
これは改造してワークショップを作れますね。
 
ふと、延長コードを発見。
「これはどこにつながっているの?」と聞くと
崖下の物置につながっているという。
 
あんた、さっき物置に電気あるって言ったよね?
それ、違うじゃん!!!
 
大きな大きなマイナスポイントです。
 
そもそも下の物置、離れすぎていて
ワークショップには使わないでしょう。
トラクターとかホースフロートを置くような物置。
でも改造すればスリープアウトとかにして
レンタルできると考えていたのです。
なのに電気は事実上ないということが判明。
あとから電気を開通させるのは大変です。
素人ではできないので業者に頼むことになるしね。
 
てか。
この不動産屋、バカか!
とまで思いましたよ。
 
「家を買いたい」のと
「土地を買いたい(家は付属品)」とは
違うと思います。
見せるところはどこか考えれば
説明の仕方も見せ方も変わらないとだめですよね。
 
リーフレット上のキャピタルバリューは510000ドル。
おそらく買値は630000ドルくらいになるでしょう。
2ヘクタール(使える土地は1ヘクタール以下と思われる)。
これを安いとは思えませんでした。
 
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この写真を見るとよさそうに見えるんだけどねえー。
プライベートが確保されているのも
私たちが買いたい土地の条件です。
 
所見を申す。
 
「まあ、いいか。でもね~」と
「BAD」よりも「BUT」が多いところです。
それも「TOO MUCH BUT」でした。
 
内見から数日たちました。
ふつうは不動産屋は
「こないだの物件、どうですか?」と
リターンコールするところです。
が、なしのつぶて。
私はこの不動産屋、気に入りません。
 
前に家を買うときに最初に世話になったのも
同じ不動産屋だったなー。
ケンブリッジエステート、、、
レベル低すぎじゃねーの!?
 
ピーターは昔不動産屋だったからいろいろ知っています。
「私、あそこを買うならケンブリッジエステートから
違う不動産屋に変えたいな」とつぶやいた。
「それはできないんだよ。一度内見申し込んでいるから
買うならケンブリッジエステートになるんだよ」って。。。
 
私たちの不動産探しは始まったばかり。
またほかの物件が出るのを待つことにします。

 


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