みなさま、こんばんわ。
水曜日くらいからのどが痛いなーと
思っていたのが現在本格的風邪。
ニュージーランド人大好きなパナドールを
飲んでいますよ。
「総合感冒薬」なんて便利なものは
この国にはないのだｗｗｗ
さて。
今日は友人のスキッピー＆キャシー宅で
ランチをお呼ばれしました。
スキッピーなんて変わった名前ですが
これはニックネームです。
オーストラリアからやってきた。オーストラリと言えば
カンガルー。カンガルーと言えば飛び跳ねる。
そんなんでスキッピーというあだ名になったんだってさ。
スキッピー＆キャシーは４人の子持ち。
この子達が毎年ペットデイで仔羊を連れて
学校に行くんです。
ペットデイってのはね、ニュージーランドでは当たり前にきく
小学校のイベントです。
リードをつけて犬の散歩のように
羊を歩かせて、どれが一番なついてたとか
どれが一番きれいだとか競う品評会みたいなもの。
（ほかの動物ももちろんありです）
羊は、子だくさんのように見えますが
実は３つ子なんかは母親が育児放棄したり
成長がいまいちだったりします。
また、出産のときに母羊が死んでしまったり。
そんな家なき子羊を育てるのは大変。
だって日に何度もミルクをあげたり、
ミルク代だってけっこう高い。
するとファームで生計を立てている人は
割に合わないのですよ。
だからそんなはぐれ仔羊をかわいがって
育ててくれる子供がいたらあげちゃうの。
スキッピーに以前あげた４頭のうち
１頭が死んでしまい、今日代わりの子を届けたと
いうわけです。
ペットデイは２週間後なので
新生児を届けても間に合わないからね。
大家さんのペットラム４頭のうち
１頭を借りることにしました。
ケビンを借りる予定だったけれど
最初に捕まえたのが「カオくん」だったので
私の股ぐらにはさんで運んだよ～。
「股ぐらにカオ」
カオは首輪をつけられるのは初めてです。
ペットラムとはいえ自由に育てられたので
そのことを子供に伝えました。
「ちょっと難しいけれど、君がトレーニングすれば
きっと大丈夫。そしてとてもいい経験になるよ」って。
案の定、カオは飛び跳ねて
子供をびっくりさせていたけれどね。
他の子たちは犬のように呼べばやってきます。
このように２週間で育てるのは
けっこう難しいかと思うけれど
捕まえてしまえばこのとおり。
まるで赤ちゃんのようにおとなしいんです。
パドックでは仲良し家族とペットラムが
座り込んでお話をする。
こういうのって日本では見かけない光景よね！
ペットデイが終わってひと段落したら
カオを含めた４頭、大家さんの残りの３頭は
うちのファームに戻ってくるでしょう。
ミルクがいらない状態になれば
勝手に育ってくれますからね。
そして、お肉になっていただき、
またスキッピー宅、大家さん宅へ戻っていくんです。
そのときは広いパドックではなく
大きな冷凍庫ですけれど～(-。-)y-゜゜゜
