神戸新聞文化センターの

兵庫・神戸歴史ウォークに参加してきまhした。

第4回目は、「西宮の史跡を歩く」です。

 

集合は阪神電車西宮駅えびす口改札口です。

12時50分に改札前に集合です。

我が家から阪神電車です。

 

昨年まで働いてた職場の最寄り駅なので

よく知っています。

 

講師は

神戸歴史クラブ副会長の八ヶ代信行先生です。

スタート前に西宮の説明をしていただきました。

 

 

 

13時にスタートです。

1分で傀儡師(かいらいし)故跡の碑です。

 

産所町あたりは、傀儡師(かいらいし)と呼ばれる

人形繰りを生業とする人たちが住んでいたそうです。

 

傀儡師は西宮神社の雑役奉仕のかたわら、

神社のお札を持って諸国を巡り、

えびす信仰を広めるために、

首から下げた箱の中の人形を踊らせて回ったそうです。

 

 

傀儡師故跡の碑から北方向に歩きます。

国道二号線を渡り、

JR神戸線(東海道本線)マンボウトンネルを潜ります。

 

JR神戸線の西宮市付近位は、

マンボウトンネルが

私が知っている限りでも4~5カ所あります。

 

どうしてこれをマンボウと言うか?

縦にした魚のマンボウと

形が似ているからという説があるそうです。

 

 

マンボウトンネルを潜り終え北側に出ました。

マンボウトンネルの中を撮影しました。

トンネルの中は、

やっと人がすれちがえるぐらいの広さです。

 

このトンネルは、私の身長(1m70cm)の人は

屈まないで歩けます。

 

昔私が住んでいた甲子園口の

マンボウトンネルの一つは

腰を曲げないと頭をぶつけます。(笑)

 

 

マンボウトンネルから北方向に5分で

一本松地蔵尊です。

 

 

手前の新しい石碑には

「史跡往古武庫菟原郡界傳説地」と記されています。

武庫郡と菟原(うはら)郡の境界が

ここにあったという意味だそうです。

 

一本松地蔵尊とマンボウトンネルは

谷崎潤一郎の細雪の舞台になったところだそうです。

 

 

現在は、道路の西半分を占拠していて

通行する車両が通行するのに

邪魔な存在になっていますが

それだけに威厳のある地蔵尊です。

 

 

一本松地蔵尊から10分で

万葉植物苑です。

 

万葉集に登場する四季折々の

72種類植物が見られる公園です。

 

晩年、西宮に住んでいた

故犬養孝博士が尽力されて昭和63年に誕生しました。

 

 

万葉集に出てくる植物の説明板が設置されています。

万葉の世界が楽しめます。

 

 

万葉植物苑から阪急電車神戸線の高架軌道の横を

西方向に歩きます。

 

この高架軌道は、阪神大震災の阪急電車神戸線の

被害で一番大きかった箇所です。

 

復旧までの年月が長かった場所です。

大震災以前は、自動車でよく通行していました。

 

国道二号線が大渋滞状態だったので

抜け道として利用していました。

 

その頃は、高架軌道だけでしたが

今は、高架下にはセンスのある店舗が

入居しています。

 

山手幹線も賛成して国道二号線の

大渋滞も解消したので

車両の通行も大減少していました。

 

(Vol.2997)