神戸新聞の三面記事「ボイジャー1号通信復旧」を

読みました。

 

米航空宇宙局(NASA)は、6月13日

探査機ボイジャー1号機が7ケ月ぶりに

データを地球に送信できるようになった。

と、発表したそうです。

 

ボイジャー1号機は、1977年9月に出発

木星・土星を観測した後、

2012年には太陽から噴き出す電子などの

粒子(太陽風)が届かない星間空間に出たそうです。

 

今は、地球から約242億kmの

史上最も遠い位置を飛んでいるそうです。

 

運用期間も最長の探査機です。

 

昨年11月14日機体から届く信号に

判読可能なデータが含まれていないことが判明しました。

 

機体に積んだ3つのコンピュータの中で

地球に送るデータを書き込むチップが

壊れていたことが分かったそうです。

 

NASAのチームは壊れたチップが担っていた機能を

他の部分に担わすために

新しいプログラムを送信して修正に成功したようです。

片道22時間30分のやりとりだそうです。

 

この記事にロマンを感じました。

ボイジャー1号は、1977年から

太陽系の地球より外側を

50年弱航行しているのです。

 

1977年のコンピュータは

CPUの速さ・

メモリーの容量・

ハードディスクのボリューム等

今と比べると、相当低いレベルです。

 

コンピュータの図体も大きいでしょう。

熱暴走に対する防御も少ないでしょう。

 

でも、地球から約242億km先で

働いているのです。

観測データを送信し続けているのです。

凄いです。

頑張れボイジャー1号!!

 

 

写真は、和歌山県白浜の由良浜です。

記事の内容とは関係ありません。

 

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(Vol.119)