ペイドワーク(賃金を得られる仕事)を

70才の誕生日を終えてから

1年間以上になりました。

 

私が61才の時に妻がなくなり

約10年間の独身生活が続いています。

 

娘が2人、娘婿が2人、孫が3人の

家族がいます。

 

食事は、娘がタッパウエアに入れて

持ってきてくれることも多く

大いに助かっています。

 

娘の食事のない時は

「冷凍食品のチン調理」・「スーパー・コンビニの総菜」が

多い食事です。

 

家事(掃除・選択・食事の準備・あとかたずけ)は

必須の仕事になりました。

 

掃除は、ロボット掃除機を購入しました。

出かける時に、スイッチをオンして動かします。

 

洗濯は、朝昨夜の風呂の残り湯で

洗濯します。

物干し竿は、マンションのベランダです。

 

家事は、アンペイドワークです。

賃金の得られない仕事です。

 

家庭で食事をするには

働いて(ペイドワークをして)

お金を得て、初めて食材を購入できます。

 

ただ、食材を食べれるようにするには

チン調理であろうが、包丁を使った料理であろうが

調理という労働が必要です。

 

ペイドワークとアンペイドワークの

両方があって生活がなりたつのです。

 

今現在の我が家ではありませんが

家庭には、育児・介護という仕事もあります。

育児・介護もアンペイドワークです。

 

我々が働いていた高度成長時代は

夫は、会社で稼いで、

妻は、家事・育児・介護でした。

分担していたように思います。

 

妻が今も亡くなっていなければ

私も、同じルールで

暮らしていたかもしれません。

 

仕事をしなくなり

妻が亡くなり独身生活になり

アンペイドワークの重要性を

ひしひしと感じています。

 

また、長い人生には、

成人になるまでの期間や

高齢になって他人のケアを受けなければ

生きていけない期間があります。

 

ケアが必要な人に対して

ケアを提供する人を支えていくことが

社会の重要なキーポイントです。

 

ペイドワークとアンペイドワーク、

ケアと仕事の両立が

これからの日本に大切では・・・。

と、思っています。

 

写真は、京都嵐山の渡月橋です。

記事の内容とは関係ありません。

 

コメント欄は閉じさせていただきます。

(Vol.118)