最期の職場の同僚だったNさんから
京都の龍谷ミュージアムの招待券を頂きました。
京都の島原花街を散策して
西本願寺前の堀川通りに出ました。
堀川通りを南下すると
龍谷ミュ-ジアムがありました。
龍谷ミュージアムは、
日本初の仏教総合博物館です。
開設および運営は龍谷大学です。
龍谷大学の創立370周年事業の一環として、
親鸞の750回忌にあたる
2011年に開館しました。
春季特別展「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と
弥勒信仰-ガンダーラから日本へ-」が開催中でした。
音声ガイドを購入しました。
勿論内部は撮影禁止です。
アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、
ヒンドゥークシュ山脈のただ中にあります。
ユーラシア各地の文化が行き交った、
文明の十字路とも呼ばれる地域です。
渓谷の崖面には、
多くの石窟と2体の大仏が彫られていて、
その周囲には、「太陽神」や「弥勒」のすがたが、
壁画で表現されていました。
残念ながら、2001年3月に
イスラム原理主義組織・タリバンによって
爆破されてしまいました。
かつて日本の調査隊が撮影した
写真や調査資料を検討して
壁画の新たな描き起こし図が完成しました。
壁画に表された太陽神と弥勒の世界が
東アジアへと伝わっていった様子が見れました。
3階展示室には、新疆ウイグル自治区トルファンにある
ベゼクリク石窟寺院第15号窟の
回廊を原寸大で再現展示してありました。
龍谷ミュージアムからは
西本願寺の境内が見渡せました。
最近NHKで放映中の
「3か月でマスターする世界史」を見ています。
今までヨーロッパ中心で見てきた世界史を
アジア中心に展開する歴史です。
アジア中心に世界史を勉強すると
バーミアン付近が世界史の肝です。
ヨーロッパ・アメリカの歴史は浅いです。(笑)
最近、少し興味を持っています。
コメント欄は閉じさせていただきます。
(Vol.649)