神戸新聞社旅行社主催の

「絶景の離島旅・八丈島」の旅は

羽田~八丈島便の欠航で1日目午後は

東京観光の旅になりました。

 

東急池上線に乗車して

洗足(せんぞく)池に行きました。

 

 

洗足池駅の改札口を出ると

道路を隔てて目の前が洗足池でした。

 

身延山久遠寺から常陸へ

湯治に向かう途中の日蓮が、

池のほとりで休息し足を洗ったという

言い伝えが生まれて「洗足」となった

言い伝えがあるそうです。

 

 

池畔にそって自然観察路がありました。

西岸にかけられた木製の池月橋では、

和楽器の演奏会が行なわれていました。

 

 

洗足池に流れ込む川はありません。

湧水池です。

 

付近一帯にに大小の湧水が多くあるそうです。

用水路を通して池に流れ込んでいるそうです。

 

 

今も水量が豊富で、

浸透管を用いて洗足池に流れています。

 

 

 

洗足池の池畔に「勝海舟夫婦の墓」がありました。

勝海舟が晩年、洗足池に墓を作って欲しいと

遺書にしたためていたそうです。

 

 

幕末、勝海舟は江戸総攻撃中止と

江戸城無血開城を西郷隆盛に直談判するため、

官軍の薩摩勢が本陣をおいた池上本門寺へ向かう途中、

洗足池のほとりで休息したそうです。

 

明治維新後、池の風光明媚を愛した勝が移住し、

西郷もここを訪ねて勝と歓談したと言う。

 

勝海舟晩年の邸宅「洗足軒」跡もありました。

戦災で焼失したそうです。

案内板だけが建てられていました。

 

 

勝海舟記念館がありました。

閉館していました。

残念ながら館内に入れませんでした。

 

(Vol.2990)