神戸新聞社旅行社主催の

「絶景の離島旅・八丈島」の

旅に行ってきました。

 

大坂トンネル展望台から絶景を見て

観光バスは南東に進み樫立(かしたて)地区に入ります。

 

服部屋敷の観光です。

江戸時代・幕府へ年貢としての黄八丈を運ぶ、

御用船のお船預りの役にあった

服部家の屋敷跡です。

(今はもう、屋敷も敷地もありません)

 

 

庭内中央にある

樹齢八百年の大蘇鉄です。

 

蘇鉄は、幹の長さ1mで

約百年位といわれているそうです。

 

服部家と長戸路家が婚姻を結んだ時に

海路で樫立まで運んだ蘇鉄だそうです。

 

 

カフェには、トロピカルな果物

「パッションフルーツ」の生ジュースがありました。

町営バスガイドさんがお勧めだったので

生パッションジュース(650円)を飲みました。

南国の味です。

 

 

 

生パッションジュースを飲んでいたら、

樫立踊りが始まっていました。

 

流人や漂着者が持ち寄った

故郷の歌や踊りを

樫立地区独特の踊りに綴り合せたものだそうです。

 

八丈島に島流しになった人は

累計で2000人くらいだそうです。

 

八丈島に着いた流人は、牢屋に入ることなく

村人と共に生活したそうです。

村人と親しく交流していたそうです。

 

八丈島に島流しになった流人は

主に政治犯が多かったようです。

流人は、それぞれ知識・技術を活かして

島民にレクチャーしていったようです。

 

八丈島民は流人に対して

ウエルカムの気持ちだったそうです。

 

 

八丈太鼓です。

下拍子と上拍子に分かれての両面打ちです。

 

服部屋敷の売店では、

八丈島の特産品の黄八丈の小物が

販売されていました、。

娘・妹・娘婿・孫の小物入れを購入しました。

お土産の焼酎も購入です。

 

焼酎は、薩摩の流人がレクチャーした

芋焼酎です。

米のない八丈島では、日本酒はありまでんでした。

 

 

黄八丈や八丈島焼酎のお土産を買い

沖縄の民芸にも出会い

蘇鉄に囲まれた道を歩き町営バスに戻ります。

 

 

次の観光地は、裏見ケ滝です。

東京都道215号(八丈循環線)より

山道を登ってゆきます。

 

 

山道沿いに、スダジイ・タブノキ・テイカカズラ・ヘゴシダが茂り、

照葉樹林がジャングルです。

 

 

三原川に懸かる裏見ヶ滝です。

 

 

滝の裏側に道が通り、

滝水が落下する様子を

裏側から見学できる滝です。

 

残念ながら水が枯れていました。

 

 

 

水が落下している裏見ヶ滝を

ネットより頂きまました。

 

 

裏見ケ滝にむかう山道は

ヘゴシダの原生林でした。

ジュラの森では恐竜時代に迷い込んだ景観です。

 

 

静まりかえった景色に

鳥のさえずりがあちこちから聞こえてきます。

 

美しい野鳥のさえずりに

日常を忘れさせてくれます。

 

(Vol.2981)