今期の前半6ヵ月も神戸新聞文化センターの

兵庫・神戸歴史ウォークに参加することにしました。

第1回目は、「夙川から西宮浜へ」です。

 

集合は阪神電車本線香櫨園駅中央改札口です。

12時50分に改札前に集合です。

我が家から阪神電車岩屋駅から普通電車で行きました。

 

講師は

神戸学院大学非常勤講師の谷口義子先生です。

 

香櫨園駅の南側の阪神高速道路沿いで

本日の行程の説明がありました。

今期最初の歴史ウォーキングなので

KCC理事長の挨拶もありました。

 

 

出発です。

夙川オアシスロードを南下します。

4月13日土曜日でした。

今年の桜満開が遅かったせいで

散り始めた桜花が残っていました。

 

 

最初の見学地は

西宮市郷土資料館です。

西宮の歴史と文化財を

実物資料で知ることができる施設です。

 

 

江戸時代西宮から江戸へ

酒を運んだ樽廻船の模型です。

司馬遼太郎作「菜の花の沖」にも登場します。

 

西宮で作られた上質な酒は、

「下り酒」として江戸で大いにもてはやされました。

 

 

意外なようですが、

西宮ではたくさんの古墳・遺跡が発見されています。

 

 

再び夙川オアシスロードに戻り

南下します。

 

 

常緑樹林の松の緑と

桜花のピンクのコントラストが美しいです。

 

 

 

夙川オアシスロードの桜は有名ですが

水害対策で植えられた松の大木が

堤防に連なり

桜花とマッチングして美しい景観です。

 

 

夙川の河口付近が見えてきました。

カニやヤドカリの

様々な生き物がいます。

 

 

夙川の対岸に

西宮回生病院が見えています。

 

クラシカルな玄関部分の建築が有名でしたが、

取り壊され、現代的な装いに変わっています。

野坂昭如作「火垂るの墓」に登場します。

 

 

夙川の河口です。

住宅地の真ん中を流れる川にしては

夙川の水はきれいです。

夏には水遊びしている子どもがいるし、

蛍に出会えるそうです。

 

昭和40年代頃、川の水も海の水も

汚染されていました。

時代が進むにつれて都会の川も海も

綺麗になってきました。

 

(Vol.2965)