奈良県御所市の巨勢(こせ)の道

散策に出かけました。

 

戸毛・古瀬の古い街並から西に進み

国道309号線で出ると

巨勢(こせ)山口神社の碑がありました。

 

 

アスファルトの道を上ると

ダムがあります。

ダムの下流部に

飲料水を収集するような施設があります。

 

 

 

ダムの上からは山道です

きつい急角度の上り坂です。

 

 

約15分程山登りをすると

ようやく鳥居が見えてきました。

 

 

巨勢山東南中腹の標高200mのところに

巨勢山口神社が鎮座しています。

 

 

 

祭神は、伊弉諾尊(イザナギ)・

伊弉冉尊(イザナミ)です。

 

創建年代は不明です。

棟札は1638年のものが残されています。

 

古代の豪族巨勢氏の本貫地である。

祭神は初め大山祇命であつたと考えられています。

 

激しい登り坂で身体は

疲れ切りました。

 

本殿横にある舞台で

ランチのおにぎりを食べました。

 

訪れ、お参りする人もなく

静かに食べられました。

 

大きな運動の後で、お腹も空いて

最高に美味しい食事でした。

 

厳しい登り坂の帰りは、

足がかってに動いてしまう下り坂です。

 

 

 

山道の途中から

飛鳥・藤原と紀伊を結ぶ古道巨勢路で

古代の豪族巨勢氏の本貫地の現在が眺望できました。

 

曽我川が流れる山峡地帯も

時代を経て、紀の国と大和との間での交易で

繁栄してきた地域です。

 

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(Vol.302)