神戸新聞文化センターの

兵庫・神戸歴史ウォークに参加しています。

第2回目は、「神戸・三宮の史跡を歩く」です。

 

メリケン波止場だった所から

旧居留地を歩きます。

 

 

十五番街の交差点に

下水道設備(下水道管)が展示されていました。

 

明治初期に開発された外国人居留地が

出来た当時からあった設備だそうです。

凄いです。

 

 

旧居留地から海の方に行くと

神戸港沿いに網屋吉兵衛顕彰碑がありました。

 

1850年代(72才頃)に船蓼所

(船底の貝殻や船虫を焼く場所)を建造しました。

 

この船蓼所は、後年勝海舟の幕府海軍操練所となって

神戸港の夜明けを迎えました。

 

 

網屋吉兵衛顕彰碑から道路を隔てた先に

海軍操練所の碑があります。

 

海軍操練所は、兵学校・機関学校・海軍工廠を

総合したような組織でした。

 

勝海舟は、幕府・藩を垣根を越えた

日本の「一大共有の海局」で

挙国一致の海軍を作ろうとしていたようです。

 

 

最後の訪問地は神戸東遊園です。

旧居留地に住む外国人の要望にて

造られた公園ですが、

日本人も利用できるようになりました。

 

最近、改造されたようで神戸市役所(高層ビル)の

海側には広い芝生公園になっています。

 

 

 

公園には、多くの記念碑があります。

その内の一つです。

神戸洋服商工協同組合の作った彫刻です。

石は岡山県北木島の石のようです。

 

 

 

1・17希望の灯りです。

 

1995年1月17日5時46分

阪神・淡路大震災

・・・たった1秒先が予知できない人間の限界・・・

震災が残してくれたもの

やさしさ 思いやり 絆 仲間

です。

 

 

東遊園地のレリーフを眺めて

三宮駅にむかいます。

 

 

フラワーロードを北上します。

 

 

神戸国際会館です。

阪神・淡路大震災で倒壊した為

再建されました。

 

 

JR三ノ宮駅上りプラットホームから

フラワーロードです。

上ってゆきと新幹線新神戸駅です。

 

 

阪急三宮駅です。

阪急三宮駅も地震で倒壊しました。

最近再建されました。

 

 

姫路行の山陽電車が出発を待っています。

 

 

しばらくすると

阪急三宮駅に入構してゆきました。

 

山陽電車は、姫路と神戸を結ぶ私鉄です。

明石まではJR線とほぼ同じ地帯を走行します。

 

明石からは、JR線とは離れて

瀬戸内海の海岸線を走行します。

 

姫路が古里の私にとって

故郷の香りのする電車です。

 

(Vol.2799)