先日クラブツーリズムが企画した

兵庫県豊岡市の出石と

城崎温泉の日帰りツアー旅行に行きました。

 

観光地出石にむかう時

観光バスが北近畿自動車道を

走行しました。

その時、遠阪トンネルを通過しました。

 

写真は遠阪トンネルが貫通している山です。

この山の影響で、昔から豪雪地帯です。

 

遠阪トンネルは電気工事の仕事をしていた時

現場代理人を任されたトンネルです。

 

22才から長年コンピュータのシステムエンジニアの

仕事をしていたのですが、

突然の移動命令があり、

電気工事業の立ち上げを任されました。

 

全く電気工事業のない状態からの工事事業の立ち上げです。

職場2名を電気工事業の会社に

手弁当で研修させて、仕事を覚え

立ち上げてゆきました。

 

 

すこし起動に乗り出した頃に

リーダーの私も電気工事の現場代理人を

経験していた方が良いと思い、

遠阪トンネル青垣変電所の電気設備改修工事の

現場監督(現場代理人)をしました。

 

実工事会社(一次下請工事会社)は

地元の電気工事会社です。

 

 

北近畿自動車道の青垣インターから

観光バスが入ると

中佐治トンネルがありました。

 

一緒に電気工事をした工事会社があった

地域のトンネルです。

 

 

 

バスの車窓からは

中佐治の集落の風景が眺められました。

 

 

しばらく走ると

遠阪トンネルの坑口です。

トンネル内に突入です。

 

最近は、長いトンネルが多いので

通過中の実感として

遠阪トンネルは長いとは感じませんが

その当時は長いトンネルでした。

 

トンネルは、山東町で抜けます。

懐かしさが込み上げてきました。

 

 

遠阪トンネルは、丹波地方と但馬地方の境となる

氷上郡青垣町遠阪(現丹波市青垣町遠阪)から

朝来郡山東町柴(現朝来市山東町柴)にかけてのトンネルです。

 

トンネルが出来る前迄、遠阪峠を登り下っていましたが

遠阪峠は、急勾配でヘアピンカーブが多く、

特に冬期は積雪や路面凍結が多いため、

交通の難所となっていました。

 

交通の障害をなくすため

昭和52年に遠阪トンネルが完成しました。

 

 

 

私が担当したのは

その後の電気設備改修工事です。

施工当日が大雪でした。

 

毎日炎天下の今年の夏には

垂涎の風景に思いますが、

この大雪で施工工事は

大変な苦労がありました。

 

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(Vol.63)