和歌山市雑賀崎にある番所庭園を鑑賞して
受付のおじさんに番所庭園の全景を撮影できる場所を尋ねると
雑賀崎灯台に行けば撮影できると
教えられました。
番所（ばんどこ）庭園を出て
観光旅館の前の坂道を上ってゆきました。
雑賀崎（さいかざき）灯台にたどり着きました。
雑賀崎灯台の場所は、中世に雑賀崎城があった
雑賀崎の鷹の巣と呼ばれる崖の頂上にあります。
雑賀崎灯台の初点灯は１９６０年だそうで、
比較的新しい灯台です。
観光用展望施設を建設した時に
海上交通の要衝である紀伊水道に面しているので
海上保安庁が展望台の上に設置したそうです。
海風が強く手摺を持たないと
登れませんでした。
そして番所庭園と大島、中ノ島、双子島の
フォーショットが撮影できる唯一のポイントを見つけました。
雑賀崎灯台の上からは
遠方には淡路島が見え、
南方には浪早岬と海南市が見え、
北方には友が島と加太の海岸線です。
紀伊水道を航行する船舶と
雄大な太平洋が南西方向に広がります。
太平洋の海面が太陽の光線を受けて
光り輝いています。
光り輝く海で１隻のボートが
エンジンを止めて停泊していました。
ボートの中は優雅な時間でしょうね。
大自然の太平洋と一体になった存在が
うらやましく思いました。
（Ｖｏｌ．２３８７）