命の衛星電話 | 京都のお部屋探しは賃貸のクラスモ四条烏丸店へ

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連日東日本大地震のニュースが流れていますが、


避難されている方々は心身共に疲れきっておられると思います。


地震があった日からほぼ毎日ブログで書いておりますが、


色んなニュースを見たり記事を読んだりしていると、


心にグっとくる出来事が数多く取り上げられています。


本日の記事にありました。


この地震の大津波で全壊した岩手県陸前高田市の県立高田病院を


今月末に定年退職される予定だった事務局長の横沢茂さん。


11日の地震発生直後に「大きな津波が来る」と皆が屋上へ避難する中、


横沢さんは1階にある衛星電話を取り外そうとしていたそうです。


「逃げてください」と声をかけても横沢さんは「これを持っていかなければダメだ」と言ったそうです。


その電話を受け取り衛星電話を持って屋上へ避難した冨岡さんでしたが、


横沢さんは津波に飲み込まれたそうです。


そして奥様と長男のお2人が21日に横沢さんの遺体を確認したそうです。


横沢さんが命を懸けて守ったこの衛星電話は、市内の別の場所に設けた仮説診療所で


薬品や医療機器の融通を他の病院や業者に依頼するなどに役立っています。


津波が来て携帯電話や有線電話が不通になってしまうと横沢さんはすばやく感じていたのでしょうか。


横沢さんが命を懸けて守ったこの衛星電話でたくさんの方の命が守られています。


現在この衛星電話は「横沢伝声器」と呼ばれています。


そして「事務局長さんが天国でお手伝いをしています」と書かれた紙が貼られているそうです。


緊迫した状況の中でたくさんの方を思って行動した横沢さん。


今たくさんの方が感謝の気持ちでいっぱいだと思います。


賃貸 の森山でした。


東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 被災地域の皆様への居住支援活動


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