毎日の就寝、自分は他の患者さんのいびきや安眠のために音楽を聴くようにしていた。
プレイリストは
銀河鉄道の夜 銀杏BOYZ
ランナウェイ シャネルズ
もしもピアノが弾けたなら 西田敏行
僕の右手 ザ・ブルーハーツ
夕日
花鳥風月 ケツメイシ
...etc
まぁすごくゆったりできて聞き終わると安眠できた
個人的にブルーハーツは前から大好きだったんだけど、「僕の右手」は当時の自分には本当に沁みた。
「見たこともないような マイクロフォンの握り方で
聞いたこともないような 歌い方をするよ」
この部分になんど泣かされ、励まされたか。
「夕日」を聞いて、大学の頃に農家さんのところでバイトをした帰り道に見た地平線に夕日を思い出しては、
「絶対にあそこに帰るんだ」
と、何度も折れそうになる心を支えてもらった。
そんな風に寝る前はちょっとセンチメンタルになっていたある日、消灯時間になってイヤホンをつけ、いつものように再生ボタンを押した瞬間、、、
ドン!!!
頭蓋骨の内側から殴られたような衝撃、そしてそれが痺れとなって体の中を一瞬でつま先まで駆け巡った
???
真っ暗な中、未だ鳴り響く爆音でパニックになりながらイヤホンのコードを手繰り寄せiPodの画面を見てみる
いつも自分がセットしているプレイリストではなく、ヒップホップの曲名と最大になっている音量。
そこでハッと思い出す。。。
そういえば日中、他の患者さんに貸してたんだった!!!
イラッとするよりも無事に音量の下げられた安心感でその日は意外にもスッと睡眠に入ることができた笑
次の日に貸した相手に話すとめちゃめちゃ笑っていた、こっちはパニックになっていたというのに何てやつだ!笑
でもあの一瞬、痺れは足まで伝わった。
未だに感覚はないままだけどもあの痺れが全身に伝わった記憶はいろんな意味で衝撃的すぎて忘れたことはない。

