当時の日記から転載
「こんなにも」
こんな体になって初めて感じる事がたくさんある。
自分でご飯を食べられるって幸せ、
外の景色の色鮮やかさ、
風の冷たさ心地好さ、
支えてくれる家族、
遠くで応援してくれるチームメイト、
自分がたくさんのかけがえのないものを持っていたと感じた。
無くした物は大きいけど、それ以上の物を自分は持ってる。
後は本当自分次第!
後押し+自分の意思!
リハビリがんばります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーココマデ
確か事故の後に初めて外に出た時くらいに書いた日記かな。
5月の後半で事故の時は白と茶色だった景色が緑になってたっけな。
病室から長い廊下を母親に押してもらって入り口の自動ドアが空いたら、院内の空気と全然違ってて驚いた。
そこから駐車場の日の当たる場所まで押してってもらったんだけど、その時に駐車場のスファルトで温められた空気が風に乗ってモワッと顔に吹いてきた。
鼻から頬、耳、そして髪、心地よいとは言えない生暖かい風が通った感触が心底「生きてる」ということを感じさせてくれた。
あの時の風は今でも忘れられない。
この頃からだんだんと「ないもの探し」が終わって「あるもの確認」に入ったのだと思う。
今までの楽しかった思い出は全て一人ではなく、周りがいたからこそ楽しかったということ
そしてその人たちは今も自分の周りにいてくれていること。
惰性でやっていたリハビリもここら辺から自発的にやる気が出てきた。
帰るべき場所、帰りたい場所、待ってくれている人達、全てが心強かった。
そんな自分の心と体がへし折られる話はまた次回に。。。