AKB48の新オリジナル公演の初日メンバーが発表されたことについて、様々な声が上がっています。残念ながら、その大半がネガティブなものです。自分は運営が手順を誤ったためにファンからの批判を招いたと見ています
新オリジナル公演の件で、今日、長友彩海がモバメを送ってくれました。内容には触れられませんが、行間から彼女のやるせない思いを感じました
運営のハンドリングが問題視されるのは、今に始まったことではありませんが、どこまでメンバーやファンの声が彼らに届いているのかどうか疑問です
ところで、自分は研究生を新公演の初日メンバーに入れるべきでないとの一部ファンの主張には反対する立場です。チーム単位ではなくAKB48全体でのオリジナル公演ですし、正規と研究生の分け隔てなくオールAKB48で取り組んでほしいからです
しかしながら、公演のまだ3ヶ月以上も前にいきなり初日メンバーを公表してしまった運営のやり方は非常に拙かったと思います
例えば、このオリジナル公演には研究生を含む全メンバーが参加できること、12月8日の公演初日については、セレクションにより出演メンバーを決めること、メンバーの公表は公演当日まで行わないと発表していれば、特に問題はなかったはずです
セレクションを兼ねて、11月一杯はこの公演に向けて全員でパフォーマンスを磨き、初日を迎えられなかったメンバーについても、いつでも出演可能な状態に仕上げてもらいたかったです
これについては、やはりメンバーへの配慮が足りなかったと言わざるを得ません。なぜ、AKB48劇場リニューアル前最後の公演のタイミングで発表したのか、運営の考えが解せません
一方で、17期生以降に加入したメンバーの多くは、劇場公演デビュー時から正規メンバーと変わらないレベルのパフォーマンス力があります。この公演に出る予定の4人の研究生についても、選ばれて当然の実力だと評価しています
研究生メンバーがこれまでのような下積みは経なくてもいい、年功序列にはとらわれない、こういった新たな価値観がファンの側にあっても良いと思います
最近のコンサートなどでベテランメンバーの見せ場が少ないことと、今回のメンバー選出の件は次元が違う話です。このことで研究生が責められるのは気の毒です
運営に対し、くれぐれもメンバーを傷つけることがないよう、手順を踏むのを怠らずに物事を進めてもらいたいと要望します