1415.AKB48春コンサート2024.3.17夜 | waveのブログ~season 2~

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AKB48をはじめ48Gを微力ながら応援しています。一推しメンバーは長友彩海さんです。よろしくお願いします

AKB48春コンサートの続きてす。自分は昼の部終了後、会場近くの宿泊施設にチェックインを済ませて、夜の部まで休憩していました


昼の部がほぼ3時間かかっていましたが、夜の部は岡部麟、小田えりなの卒業セレモニー込で3時間を超えることが予想されましたので、日帰りにせず正解でした


実際、夜の部は約3時間半とボリューム満載でした。しかしながら、長いとは感じさせない見応えのあるライブになりました


2階バックスタンドの9列目、最後列の席は、想像以上にステージが遠く感じられたのですが、これが思わぬ神席になりました






オープニングは、昼の部と同じく「始まる。」でした。思えば、AKB48第2章の始まりを記した「M.T.に捧ぐ」公演の楽曲です



この公演が初日を迎えたのは、初代48G総監督の高橋みなみさんから2代目の横山由依さんに引き継かれてから、約2ヶ月後でした。今回、3代目の向井地美音から4代目の倉野尾成美に引き継ぐタイミングで、この楽曲が選ばれたのは、何か運命的なものを感じました


そう、AKB48の物語は第3章に突入したのだと、今、まさにその瞬間を目の当たりにしているのだと胸の高まりを覚えました





序盤は昼の部と同じ楽曲もありましたが、中盤のユニット曲コーナーでは、選抜メンバー、U−20メンバー、岡部麟、小田えりなが、多彩な楽曲で魅せてくれました


17期と18期研究生のパフォーマンスに驚く一方、小栗有以と山内瑞葵は、レベルが一枚上だと思わせてくれました


ゆいゆいは「希望について」、ずっきーは「永遠プレッシャー」。流石でした。AKB第1章と第2章のヒロインだった“まゆぱる”の代表作に、それぞれが選ばれたのは必然でした


“ゆいずき”が築くAKB48の未来には、期待しかありません






また、17期研究生10人全員が正規メンバーに昇格しました


昨年秋の日本武道館コンサートのタイミングで、なぜ昇格させないのか自分には不可解でしたが、運営は全員が揃って、誰からも文句なしに正規メンバーとして認められるまでに成長するのを待っていたのでしょう


彼女達にとっては、これからが試練の始まりです。19期研究生も加わり、ますます競争が激しくなる中、これまでのように団結を保ちながら、AKB48に欠かせない存在になってほしいと思います






メンバーの練り歩きのコーナーでは、2階にもメンバーが行くとアナウンスされました。自分の席の後ろは通路となっており、メンバーが来るのは明らかでした


実際、メンバーが次から次にやって来ました。当然ながらメンバーがレスするのは、団扇など推しグッズを持つファンに向けてです。果たして、谷口めぐは現れるのでしょうか?


自分の席の左側のドアから、めぐの姿が見えました。最初は階段を降り、2階最前列まで行ったため、こちらには来ないのではないかと心配でした




階段を駆け上っためぐが、こちらの目の前に来ました。自分は昼の部と同じく、推し団扇をめぐに向けました


一瞬、めぐは確認する仕草をした後、満面の笑顔でこちらにレスをしてくれました。団扇を指し、手を降り、結構長い間、自分の席の後ろに居てくれました


一旦、めぐは自分の席を離れたのですが、しばらくしてから再び戻って来ました。自分の興奮は最高潮に達しました


幸せでした。こんなことになるとは思ってもいませんでした。これまでの自分は、ライブの練り歩きや撮影タイムは余計なものだと考えていましたが、ファンが喜ぶ理由がよく分かりました


このライブの2日後、めぐはAKB48卒業を発表しました。おそらく彼女の最後となる大箱のライブで、最高のプレゼントとなりました






アンコールでは、岡部麟と小田えりなの卒業セレモニーが執り行われました


岡部麟が選んだ楽曲は、総監督とキャプテンズの「流れ星に何を願えばいいのだろう」でした


やはり彼女はこの曲だったと、自分は目頭が熱くなりました




りんりんは、チーム8兼任でチームAキャプテンを任命された辺りから、舞台など個人の仕事が忙しくなり、なかなか劇場公演に出られなくなり、主将として辛い思いをしたはずです


けれども、この作品がキャプテンの証となり、彼女のとって心の支えとなる大切な宝物だったに違いありません


りんりんの瞳から涙が溢れました。盟友のゆいゆいをはじめ多くのメンバーも涙ぐんでいました。めぐの頬にも涙が伝っているように見えました




小田えりなは「長い光」を選びました。昨年11月の個別握手会で語っていた「恋愛禁止条例」公演への熱い思い、特にこの作品は彼女のお気に入りでした


この檜舞台でも、おだえりは持ち前の歌唱力をフルに発揮しました。AKB48の歌姫の名に相応しいボーカルで、自らの花道を飾りました


この10年間、チーム8はもとより、AKB48の主軸メンバーとして頑張ってくれた二人に感謝します






その後、向井地美音から総監督退任について、倉野尾成美からは総監督就任へのスピーチがありました


なるちゃんから「昨日までのAKB48を超えたい」との言葉がありました。かつて、高橋みなみさんから総監督を引き継いた横山由依さんも同じようなことを語っていました


或いは、なるちゃんは横山由依さんを意識していていたのでしょうか。この春コンのセットリストを見ても、そんな想像が膨らみます






夜の部のエンディングは「涙はいつの日か」、こちらも「M.T.に捧ぐ」公演の楽曲でした


2016年3月の横浜スタジアムでのAKB48単独コンサートの最後がこの曲だったことを気づいた人はいるでしょうか?


あの時は、高橋みなみさんの卒業を前に、新総監督の横山由依さんを中心に新しいAKB48の始まりを告げたライブでした


8年の時を経た横浜の地で、AKB48はリスタートを切りました


「始まる。」から「涙はいつの日か」まで、まさしく昼の部から夜の部までが一体の物語として表現され、AKB48の歴史と未来を描いた内容でした













最後に改めて昼夜とも素晴らしいライブでした


ただし、完璧だった昼の部と比べると、夜の部は非選抜の中堅・ベテランメンバーが冷遇されていた点は惜しまれます


ずんちゃんがKLP48移籍の決め手になったのは、春コン夜公演のセットリストだと言っていたのも頷けます。相変わらずの運営の方針には閉口させられます


AKB48は柏木由紀が間もなく卒業し、次に大箱でライブを行う機会があるのかどうか分かりませんが、反省すべきところは反省して、備えてほしいと思います




AKB48を背負ってきた者の思いに応えるためにも