宿命転換を見つめ御奉公にかけ切る

  恋慕渇仰の信心で怨嫉も乗り越える

社内一の業績、過去最高の賞与を得る

 私は平成四年に入信させて頂きました。

 以来、今日に至るまで微々たる御奉公にもかかわらず、長年患っていた持病の腰痛が改善され、入信以前から悩まされていた人間関係が

よくなる等、数々の功徳を頂き、御本尊様の

絶大なお力を日々実感するものであります。

 そしてこのたび、「大聖人様にお味方する者は必ず御守護を頂ける」ことを実感する出来事が

ありました。

 仕事の忙しさに

     追われる

 私は以前より宿命のゆえか仕事に振り回されることが多く、時には体調を崩して倒れてしまうことがあり、残業の多さも重なっては思うように御奉公に飛び回ることができず、悶々としておりました。

 そこで私は電気工事の作業員から、現場監督の業務を行う会社に転職いたしました。

 その後しばらくは状況が改善されたように思われましたが、建築現場の監督という仕事は、

毎回工期を守らなければならないのは当然で、

繁盛期ともなれば休日も一日中仕事に追われ、

転職前と同じく御奉公に支障をきたす事態が

たびたび起こり、私は

「いかに環境を変えようとも、宿命を変えなければ何も変わらない」ことを痛感いたしました。

 宿命転換を見つめ

  御奉公にかけ切る

 そこで「こんどこそ本当に生まれ変わりたい」

との思いで、自身の宿命を真剣に見つめ、浅井先生のご指導を拝しました。

「世間の浅き事には心命を失へども、大事の

仏法なんどには捨つる事なし」

 との御金言、また「執着があれば肚が決まらない。肚が決まらなければ力も出ない」

とのご指導に強く励まされ、それよりは「一生成仏と宿命転換を見つめて御奉公にかけ切って

いこう」と肚を決め、事務所内や現場での折伏に身体をぶつけました。

 さまざまな困難を

  信心で乗り越える

 途上、信心を怨嫉する者から悪口を言われ、

業務上必要な情報を意図的に伝達してもらえないなどの困難もありましたが

 「潮の干ると満つと、月の出づると入ると、

夏と秋と、冬と春との境には、必ず相違する事

あり。凡夫の仏になる、又かくのごとし」

 との御文が脳裏に浮かび、さらなる恋慕渇仰

の遥拝勤行に徹すると、あふれんばかりの生命力が込み上げました。

 そして逆境のの中にもかえって「正しい仏法の功徳一分なりとも実証させて頂きたい」

 との思いが湧き上がり、一つひとつを信心で

乗り越えることができました。

 また、昨今の建築現場の監督は、慢性的な

一手不足と多忙さから身体を壊わし、ストレス

から精神的におかしくなる等の話をよく耳に

しますが、私においてはすべてを強い生命力で乗り越えることができ、充実した日々を過ごせておりますこと、大聖人様から守って頂けるゆえと有難さが込み上げます。

 冥々の御守護

 また、ロシア・ウクライナ戦争や本年の元日

に発生した能登半島地震の影響で、全国的に電線が手に入らない状況が発生しておりましたが、昨年、私の発注ミスにより大量に電線を

在庫していたことにより、全くと言っていいほど影響がない展開もありました。

 資材が手に入らず、工期が大幅に遅れる同業者が続出する中、私は通常どおり業務が遂行できていることが本当に御守護としか考えられず、それらの仕事が評価され、すでに二年以上先まで工事の依頼を受けることが叶っております。

 御奉公の功徳の

    大なるを実感

  また予想外のタイミングで昇給があり、

さらに以前は認められなかった自宅での事務

作業突如認められる等の功徳も頂きました。

 一方、御奉公の支障となる長期の出張や夜間作業を言い渡されたこともありましたが、いつの間にか別の者に交代になるなど、御奉公しやすい環境が自然と整う不思議には、広宣流布に

御奉公する功徳の大なることを実感するものであります。

 私自身、特別に能力や知識があるわけではないのに、毎年のように上位の業績を保っていることが何とも不思議であり、功徳ある仏法を

実践させて頂ける宿縁に有難さが込み上げて

まいります。

 社内一の業績

   過去最高の賞与

 そしてこのたび、さらなる大功徳を頂きました。

 近年の物価上昇に伴う仕入れ価格の高騰も

あり、会社としても利益を上げにくい中、先日の夏の賞与において、会社始まって以来、過去最高の金額が私にだけ支給されたのです。

 これは、以前の職場で何気なく取得していた

「1級施工管理技士」の資格が重宝され、受注金額が大きい案件を私が優先的に任され、

気がつけば社内でいちばんの業績をあげていたことがその理由でした。

  全く予想もしていなかった展開に驚くと同時に、頂いた功徳に決して甘えることなく、さらなる御奉公をなしてまいらんとの決意が込み上げました。

 先の六、七月法戦には、◯◯支隊として過去最高の四十八名・誓願比229%の折伏の証拠に

顕すことが叶い、有難さでいっぱいになりました。

 八月度総幹部会において会長は、浅井先生の

「諫臣・争子」としての戦いにより、諸天が

厳然と動いた数々の現証を指導下さいましたが、顕正会三百万と第三度の一国諌暁によって

諸天は再び動き、必ずや御遺命の国立戒壇建立

が成就することを大確信するものであります。

 されば迎えた本年の最終法戦、◯◯支隊は

空前の大折伏をなし、霊山よりお見守り下さる浅井先生に断じてお応えしてまいる決意で

あります。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。

また、どうぞよろしくお願いいたします。