人を叱るとどうなるのかと云いますと、叱られた人はショックでぼーっとして「ぼーっとしている時間は仕事をしません」ので、叱るということは「生産性を落とす」という意味になります。
つまり、会社で上司が部下を叱った場合、その上司はその会社が持っている生産性を下げていると言うことになります。
2つ目は、叱って、相手が理解できなければ叱る意味はありません。
私も「分かっていてもできない」ことが有ります。
この場合は、叱られても「同じ失敗を繰り返す」事になります。自分でも「なんで、あの時、出来なかったのだろう」と思いますが、現実は「その時は出来ていない」のです。
故意はなく、できないだけなのです。
できないことをしろと言われた時は「窮鼠猫を噛む」で、単純に敵になるだけです。この点でも「部下を叱る」事に意味はないと言うことになります。
私は「すぐに切れる性格」ですが、切れて部下を叱った時は、とても後味が悪い気持になります。
つまり、部下を叱るということは、後味の悪いことをするということになります。
何故、直ぐに切れるのかといいますと、言って分からない時に「自分が馬鹿にされている」と勘違いするからですが、この勘違いこそが勘違いと言うことが、そのうちに分かるようになってきます。
◆では、部下を叱らずにどうすればよいのか
叱っても、叱らなくても、できないものは出来ないならば、最良の選択は「上司はその部下が出来ないことを指示しない事」です。その人に出来ることだけさせれば、叱ることもありませんので、お互いに幸せな人生を送れるということになれます。
こう考え出したのは、人間ドックで病気が見つかり、医者から「余命1年半」と言われてからでした。
死ぬと思えば、色々な事が「感情を交えずに見える」ようになります。真実が見えるようになります。
欲望とか恐怖心とかは「何時まで生きるかわからない」から生まれるのです。死ぬというところに追い込まれないと分からないことかもしれませんが、死ぬと言われると「諸行無常」が分かるようになってきます。
「ローリスク・ハイリターン投資」のグッドイシュー
http://www.miller.co.jp/