【今日のマーケット】
日経平均株価は前日比-66円安の19454円と続落しました。
前場は、一時1ドル115円台ちょうど付近への円高ドル安進行が嫌気されて、広範囲に利益確定売りが先行しました。安値では-166円安の19354円まで下押しましたが、その後は円高一服から下げ渋って前引けにかけて下げ幅を縮小しました。
後場はしばらく前場終値19442円近辺での小幅もみ合いが続きましたが、3連休や今晩の「米12月雇用統計」の発表を控え、利益確定売りから、再び19400円を割り込む場面がありましたが、売り一巡後は、「日銀のETF買い」期待などを支えに下げ渋りの動きとなり、引け際には-48円安の19472円まで下げ幅を縮小する展開となりました。
16年12月の国内ユニクロ事業・既存店売上高が5.0%減だったと発表したことを嫌気されたファーストリテ[9983]の株価下落が重しとなり、ひと銘柄で日経平均を-110円押し下げました。
またトランプ次期米大統領の「トヨタ批判」が投資家心理を圧迫しました。ここまで米金利上昇、円安進行、金融株高と動いていた部分が勢いを失っていることからも、11日に予定されるトランプ氏の記者会見を見極めたいとの見方もあるようです。
【テクニカル指標】
[一般的な期間で算出したデータ]
・騰落レシオ(25日):125.09
→一般的に割安感の目安は70以下で、逆に120を超えてくると割高感と見られます。
・25日線かい離:+1.91%
→12月13日、昨年来の最高値を+6.15%に更新してきました。
・RCI:70.00
→一般的には割安感の目安は25以下で、逆に75を超えてくると割高感と見られます。
・RSI:57.89
→一般的には割安感の目安は25~20以下で、逆に80を超えてくると割高感と見られます。
・ストキャスティクス:86.18
→一般的には割安感の目安は25~20以下で、逆に90を超えてくると割高感と見られます。
・ボリュームレシオ:39.92
→一般的に割安感の目安は20以下で、逆に80を超えてくると割高感と見られます。
・サイコロジカルライン:25.00
→過熱感の目安は83以上、割安感の目安は25以下です。
【ドル建て日経平均が】
去年の後半から、「外国人投資家が買っているから相場が上がっている」という解説をよく目にしました。
[大統領選以降の外国人投資家の買い越し状況]
確かにいまや市場シェアの6割を超える部分が外国人投資家の売買と言われていますので、その投資家が大きく買い越していれば相場は上がります。
その外国人投資家は日本株の割高割安を計るときには「ドル建て」で判断しますので、時には「ドル建て日経平均」を見て、外国人投資家の目線を確認するのも大事かもしれません。
下のチャートは「日経平均ドル換算」つまりドル建て日経平均のチャートに折れ線グラフで日経平均のチャートを重ねたものです。
昨年1月からの動きを見ると、日経平均は6月24日までは低迷しており、そこから上昇に転じ、特に11月10日からの急反発が目立ちます。
しかしドル換算では2月12日以降は割と堅調な動きが続き、やっと昨日、昨年来高値を更新してきたことが分かります。
8月以降では、大統領選挙で急落した以外はおおむね160ドル近辺では反発し、168ドル近辺では跳ね返されるボックス相場に見えます。
とすると昨日の高値は一日だけ上抜けした「ダマシ」になるのかどうか、ボックス圏を抜けるかどうかが今後の相場の注目点になりそうです。
逆に言うとボックス上限でまた跳ね返される危険もあるわけです。
なぜならば外国人目線で見ると「買っても買ってもなかなか上がらなかった」日本株がまたボックス上限で跳ね返されるなら、一度売っておこうかという心理が働く可能性もあるからです。
今回の相場が今後どう動くかは分かりませんが、たまには視点を変えて見ると全く違う景色が見えることもあります。
「ローリスク・ハイリターン投資」のグッドイシュー
http://www.miller.co.jp/