【今日のマーケット】
日経平均株価は前日比+268円高の18765円と3日続伸して本日の高値で取引を終了し、1日に付けた終値ベースの年初来高値18513円を1週間ぶりに更新しました。
7日の欧米株式相場が大幅高となり、なかでもNYダウは+297ドル上昇して3日連続で過去最高値を更新したことを受けて買いが先行しました。
日経平均は朝方、18700円台を付けたあとは、円相場が1ドル113円台で推移したことや7~9月期の実質GDP(国内総生産)改定値で成長率が下方修正されたことを受けて、伸び悩みました。
午後は今晩の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて様子見姿勢が強まる中、中国の経済指標が好調だったことなどから上げ幅を広げました。 金融セクターが幅広く買われたほかに、電気・ガス、鉄鋼、自動車などの主力株も買われました。
東証1部の出来高は28億1860万株、売買代金は3兆3930億円と大商いになりました。
JPX日経400、TOPIXも3日続伸し、TOPIXは心理的節目の1500を回復して、1月4日以来、約11カ月ぶりに年初来高値を更新しました。
【今日のテクニカル指標】
[一般的な期間で算出したデータ]
・騰落レシオ(25日):129.18
→過熱感の目安120に乗って12日経過後いったん120を割れていましたが、昨日から再度超えてきました。いまのところ今回の上昇での頂点は11月21日の137.66でした。
10月25日は146.57まで上昇後に急落しました。
・25日線かい離:+4.91
→今回の上昇での頂点は11月24日の+5.11%です。
今年の最高TOP3は+6.07%、+5.98%、+5.94%です。
・RCI:76.67
→一般的には割安感の目安は25以下で、今回は20まで下落後に相場は上昇してきました。逆に75を超えてくると割高感と見られますが、5日連続でつけていた99.17から52.50まで下げた後再上昇してきました。
・RSI:79.55
→一般的には25~20を割り込むと割安感の目安です。逆に80を超えてくると割高感と見られます。今回の上昇での頂点は11月30日の96.45で、74.37まで下げたあとに再上昇してきました。
・ストキャスティクス:60.03
→80を超えて11日目に80を割れて、36.50まで下げたあとに再上昇してきました。
今回の上昇での頂点は11月24日の98.18です。
・ボリュームレシオ:72.58
→一般的に割安感の目安は20以下です。逆に80を超えてくると割高感と見られます。今回の上昇での頂点は11月30日の81.14でした。
・サイコロジカルライン:66.67
→過熱感の目安は83以上、割安感の目安は25以下です。過熱感の目安83に到達して2日経過後、75で4日横ばいになり、66.67に下がりました。
【それでも外人が買ってくるワケ】
日経平均の上昇が止まりません。本日で言えば円安は一服傾向であり、昨晩史上最高値を更新したNYダウは時間外取引で軟調に推移していましたが、いっこうに買い気は衰えず、ここへ来て+268円高と大幅上昇して終値ベースの年初来高値を更新しました。
テクニカル指標もまだ高水準にあるものが目立ち、市場からは短期的な調整がほしいとの声も聞かれるようになりました。
それでも買われる理由を考えると
1 明日の「12月限先物・オプション取引」のSQ値算出に絡んで買い方の仕掛けが奏功している。
2 外国人投資家にとって重要な「ドル建て日経平均」で見ると、まだ上昇余力があるとも言える。
この二つが考えられますが、特に「ドル建て日経平均」は高値までまだ約2%の距離があります。これを単純にいまの日経平均にあてはめると400円弱となります。
為替がこの水準でも上昇を続けるならば19000円乗せも可能となる計算になります。
しかし注意すべきは、この流れで一気に到達した場合には、諸々のテクニカル指標もかなりの高水準になるということです。
「ローリスク・ハイリターン投資」のグッドイシュー
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